ヤシカミニスターでリペアスパイラルに陥りましたが、13日の記事の修理の後はどうやらスパイラルから抜けたようです。
と思っていたんですが、しかし、もしかしてそんな事は無いだろうと思って、ミニスターの前に手を入れたLYNXに触ってみると、なんと言うことでしょう。
ミニスターと同じ様にシャッターが時々切れないじゃないですか。
じゃぁこっちもやっぱりシャッター羽根の組み方が間違っているんでしょうね。
と言う事でバラしました。
矢印の羽根が問題じゃないでしょうか。
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上の写真を見てもらうと分かると思いますが、このシャッターでは開く時に各羽根が左回りに回ることで開いていきます。
この時、重なって置いてあるシャッター羽根のうち、一番上の位置にある矢印の羽根は、その左隣の羽根の補強板に引っかかる可能性がありますよね。
それと、この矢印の羽根にも他の羽根とは違いますが、下側に補強板があるんです。
なのでこの状態だと右隣の羽根が開く時にやっぱり同じ様に引っかかる可能性があるわけです。
私はこのシャッター羽根の根元の二重構造は、シャッター羽根同士の干渉を減らすためのスペーサーかと思って上の写真のような組み方をしていたんですが、どうやらそうではないようですね。
多分この二重構造は補強機能のためなんでしょう。
であれば組み方は変わってきます。
二重構造が干渉しない方向で組み直しましょう。
と言う事でこうなりました。
一番上にあった赤矢印の羽根を一番下に組みなおしました。
こうすれば二重構造部分は干渉しなくなりますね。
ではではこの状態でシャッターを組み込んでカメラを組み立てましょう。
組みあがったLYNXで、シャッターを切ってみると、どうやらOKのようですね。
何だか一連のヤシカ関係でのリペアスパイラルから、やっと抜け出せたような感じです。
多分。
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