車のデザインに特殊な感覚を持っている私としては、いろいろといやなものが有りまして、以前にも書きましたがその根底には本来のデザインを変えてしまうものがいやと言う意識があるのです。
ということで、実は羽根も嫌いなんです。
もちろん406には付いていません。
※写真はペンタックスステレオアダプタを付けて撮影したものです。平衡法でご覧ください。
しかし、90年代に比べると、羽根が付いている車はだいぶ減ってきたと思います。
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以前は、猫も杓子もと言う感じで、決してスポーツモデルではない、ただのセダンにもトランクに羽根がついてましたね。
こんな感じで、
まぁこんな車も最近は少ないので、私としては精神衛生上とても良くなってきました。
この背景には、車のデザインがより空力を考えたものになってきたと言うことがあると思います。
言ってみればわざわざ羽根を付けなくてもいいデザインになって来たと言うことでしょう。
現行デミオのハッチの上側も、全体のラインをトレースせずに、まるでリアスポイラーが付いているような感じになっています。
それでもやっぱり羽根の付いた車はいますよね。
こんな感じで、
この羽根が付いている時と付いていない時で、何か変わるのでしょうか。
昔はウィングと言えばダウンフォースと言う話でしたが、その後のスポイラーは整流効果を目的にしていますよね。
と言うことはこの羽根があることで、燃費が良くなったり、ハンドリングが良くなったり、直進安定性が良くなったりするのでしょうか。
それはどのくらいの速度域で発揮されるのでしょうか。
しかしこれは勘違いのようです。
マツダのサイトを見てみますと、デミオのオプションにも「リアルーフスポイラー」等のパーツがあります。
その項目は「エアロパーツ」ではなく、「ドレスアップ」と言うジャンルになっています。
しかも、「リアルーフスポイラー」のうたい文句は
「ルーフラインと調和した一体感のあるデザイン。リアビューにアクセントを添え、よりスタイリッシュに演出します。」
だそうです。つまり、見てくれだけです。
ではトヨタでは?スポーツモデルなら空力に絡めた言い方になっているかもしれませんね。
……?
トヨタの現行車種にスポーツモデルがない?クーペもない?
………世の中変わりましたね。
日産は?GT-R、スカイライン、Z、どの車種にもスポイラーのオプション設定はありませんね。
やっぱりいらないものなんですね。よかった。
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