尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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性懲りもなく、またしても尾道鉄道の痕跡について。尾道と御調の間には結構な峠があります。その坂は急なので、電車で真っ直ぐ登るには無理があるわけです。そんな場所で採用されていたものがコレ。 御調方面から来た電車は、画面左から上がってきます。
[3回]
そして一旦奥まで進んで、今度はバックする形で右上に登っていくわけです。この方式をスイッチバックと言います。もう少し引いて見るとこんな感じです。 おそらくこの広くなった所が諸原駅跡でしょう。左下から上がってきた電車は、諸原駅に入った跡、右上に登っていくわけです。反対側から見てみましょう。 右から登ってきた電車が駅に着いた後、バックする形で左から手前に登って来るんですね。そしてこの先は、 工場の敷地に入っていって、今は勝手に入ることができません。 その工場を過ぎると、どんどん登って行き、 この先で184号線と合流するというわけです。この場所は尾道から行くと、峠を超えて下りはじめたところ。 今は184号線の高架ができていますが、このスイッチバックにつながる道路は、旧184号線ですね。スイッチバックというと、山岳鉄道などでよく聞きますが、尾道にもあったというのは面白いですね。