レンズ交換式のカメラというと、一眼レフと、ノンレフに大きく別れますが、その境界線はだんだんと曖昧になりつつあるとも言えます。
それとは話が違いますが、最近のカメラはどれでも手ブレ補正機能がつくようになってきました。しかしレンズ交換式のカメラにおいては、その手ブレ補正をカメラ本体が担っているものと、レンズが担っているものの2種類に別れます。
一眼レフで人気のキヤノンとニコンはレンズ内手ブレ補正。ソニーやペンタックスはボディ内手ブレ補正です。
ノンレフにおいても同じマイクロフォーサーズ規格であっても、オリンパスはボディー内手ブレ補正であるのに対して、パナソニックはレンズ内手ブレ補正なんです。
これらのどっちがいいかといいますと、そりゃもちろんボディ内手ブレ補正がいいに決まっています。
なぜなら、どんなレンズを付けたとしても手ブレ補正が聴きますから。
私が普段持ち歩いているパナソニックGF3は、言うまでもなくレンズ内手ブレ補正です。
しかし、私がいつもつけている20mmは手ブレ補正機能が有りません。
ですので手ブレ補正機能は全くない状態で使っているというわけです。
前置きが長くなりましたが、そのパナソニックからボディー内手ブレ補正機能のついたマイクロフォーサーズ機が発表になったんです。
LUMIX GX7。
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LUMIXのGXシリーズといえば、まだGX1が出ているだけなんですが、なぜかいきなり7に飛びました。
これは一体どういうわけなんでしょうね。
GX1とは全く違うカメラになっていますので、GX2として先代のイメージを引きずってしまうことを避けたのかもしれませんね。
というぐらい、このカメラは新しいカメラなのです。
なにが新しいかといいますと、まずは先にも書きました手ブレ補正機能がボディー内になったこと。
ノンレフカメラの場合、フランジバックの短さを利用して、古いレンズをマウントアダプタを介して使うということがよく行われます。
そんな時にボディ内手ブレ補正はとっても役に立つわけです。
古いレンズでも手ブレ補正が効くわけですから。
私としても、GF3を購入するときに、ボディ内手ブレ補正じゃないことは購入を躊躇させる要因でありましたから。
そして次のトピックはといいますと、液晶ファインダーがついたこと。
今まででもLUMIXでは、GシリーズとGHシリーズには液晶ファインダーがついていましたが、それらは一見一眼レフのようなペンタプリズムが付いているかのようなデザインでした。
GX、GHシリーズのようなトップの平らなカメラには液晶ファインダーが搭載されてなかったんですね。
私もノンレフカメラならトップが平らな方がいいとは思いながらも、やっぱりファインダーは欲しいなぁと思っていました。
しかも今回搭載された液晶ファインダーは、チルトアップ出来る。
つまり比較的低いアングルでの撮影でもファインダーを使うことが出来るというわけです。
それに加えて液晶のドット数が約276万ドット。
これは結構細く見えます。
そしてもうひとつのトピックは、シャッタースピードが1/8000まで可能になった。
コレはですね。明るいレンズを使って撮影するときに、屋外でももう少し絞りを開けることが出来るというわけですね。
明るい光のなかでボケを利かすというのは面白いのですが、それはシャッタースピードが速くなければできません。
それに対して1/8000秒というのはいい武器になりますね。
あとはISO感度が最高で25600になったり、合焦速度が速くなっていたり、より暗い環境でもAFが効くようになったりなど、色々と進化しているんですね。
これは実に面白いカメラです。
デザインもなかなかかっこいいし、販売形態も、ボディのみと、20mm単焦点との組み合わせのみ。
いい写真を撮りたい人にはとってもお勧めなカメラだと思います。
9月中旬発売予定。
もちろん当店でも予約受付中です。
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