明日は明日の風が吹く

私が小学校の頃使っていたカメラには、白黒フィルをよく入れていました。
と言うのも、うちの店にも暗室があって、当時は白黒の現像もプリントも自家処理でしていましたから。
でもそれから白黒を使う人もどんどん減ってきて、カラーのミニラボも普及してきたことも有り、とうとう白黒の自家処理もしなくなりました。
そして今となっては、白黒写真の方が特殊と思われてますよね。
そんなカラーが当たり前の昨今ですが、なぜか多くのデジカメでモノクロモードがあるんです。
しかし、私も含め、そのモノクロモードを使うことって、殆ど無いと思うんですよ。
でもなんか、ふと思って、ちょっと使ってみました。

でもほんのちょっとだけ。

[3回]

今回使ったカメラは、リコーGRデジタル、初号機。
しかしデジカメの色って、フィルムに比べてコントラストが低めですよね。
それが白黒になると、コントラストの低さがより目立ってしまうんじゃないかと思うんです。

最初の写真ではやっぱりそんな感じが見えますね。
まぁ、着ている服のせいもあるんでしょうけど。


日向だともうちょっと条件が良くなりますね。
それでももうちょっとパンチが欲しいかな。


でもなんか、モノクロって、スッキリした印象になりますね。
カラーで撮るより空気が澄んで見える気がします。


このカメラの特性かもしれませんが、もうちょっと設定を追い込んでいくと、面白くなるかもしれませんね。


こちらはセピアモードで彩度を一番落とした状態。
これはこれで面白いけど、やっぱモノクロの空気感がいいですね。

コントラスト上げたほうがいいかな？