明日は明日の風が吹く

いつからか、車のヘッドランプって、規格品でなく車種ごとに違った形になってしまいましたよね。
当初は異型ランプって言ってましたが、異型しかない今となっては異型という表現はマッチしない気がします。
こうなってきたのも、熱に強い樹脂が開発されて、自由な形が造れるようになってきたからなんでしょう。
しかしやっぱりこれまでのガラス製と比べると劣化は早いわけでして、曇ってしまっているヘッドランプもよく見かけますよね。
うちのハチ公もその例に漏れず。
10年以上経ってしまったヘッドライトは、やはり曇ってしまっているわけです。

うーん、霞がかかってますよね。

[2回]

RX-8の場合、レンズの内側が曇るという持病があったようで、私はそのせいなのかなと思っていたんです。
ですけどね、よくよく観察すると曇りはどうやらレンズの外側で、水をつけたりすると少し和らいだりするわけです。
となればもしかして、磨けば良くなるのかなと思えてきますよね。

もうちょっと近づいてみますと、

やはり表面が白けてます。
画像を拡大してみますと、

はい、この通り。
汚れがついたような雰囲気ですね。

じゃぁどうやって磨きますか。
ヘッドライトの曇り取り用にはいろんな商品が出てますが、わざわざ買ってきてうまく行かなかったら面白くありませんので、とりあえず手持ちのものでやってみましょう。

となればこれですか。

はい、ピカール。
車いじりの常備品。


レンズの曇りはもちろん両側に及んですので、まぁ適当に磨いてみましょう。


適量つけてゴシゴシと、

すると、ちょっと磨いただけで、綺麗になってきてるみたいですよ。

赤矢印のあたりが磨いてないところ。
そして黄矢印のあたりが磨いたところ。

ほらほら、結構綺麗になってます。
この調子で全部磨いてしまいましょう。

おお、

いいじゃないですか。

反対側も、

はい、この通り。
綺麗になってよかったよかった。

しかし話によると、またすぐに曇ってくるらしい。
ということはコーティングが必要か。
カー用品店にもそのたぐいのものがあるし、専門で施工してくれる業者もあるみたいですね。
しかし、お金をかけたことに見合う耐久性と思うと、なんとなく疑問を感じてしまいます。

ここはとりあえず、まずはこのままでどのくらい持つものかを確認しながら、最適なコーティングを考えてみましょうか。
洗車のたびに磨くのが一番いいような気もするんですけどね。