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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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ここのところ立て続けにメジャーな天体イベントがありましたが、皆さん楽しまれましたでしょうか。
いろいろな天体の動きなどを見ていますと、目の前で起こっていることの不思議さを感じずにはいられません。
太陽と金星と地球が一直線に並ぶという現実が目の前にあっても、宇宙の中でそれが起こる必然性を理解することができません。
でもきっと何か理由があってそうなっていると思ってしまいます。
しかし、夜空に輝くものの中には、人間が造ったものもあるのです。
20120608003.jpg
そんなきぼうの光を見て見ませんか。

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拍手[3回]

ここで言う「きぼう」というのは、国際宇宙ステーション、ISSのことです。
つまり、地球をグルグル周っている有人の人工衛星。

そんなものが見えるのかと思われるかもしれませんが、実は結構頻繁に見えているんです。

実は昨日の夜もうちの子と一緒に見てみました。
20120608002.jpg
午後9時過ぎぐらいに西の方から昇ってきて、北の方に向かって沈んでいく予想でした。
あいにく雲があって見えないかと思いましたが、なんとか見えました。

P1020680.jpg
これがその写真。
分かりにくいですね。
では拡大しましょう。
P1020680-2.jpg
すいません。
本当は真っ直ぐ飛んでいるのですが、手持ちで写しましたので超ブレブレです。
でもこんな風に星より明るく見えるんですよ。

ところで人工衛星というのは自分では光りません。
光って見えるのは太陽の光が当たっているからなんですね。

ですので昼間はもちろん見えませんし、地球の影に入ってしまってもまた見えなくなるんです。
つまり見えるのは日が暮れてからの数時間と、夜明け前の数時間だけです。
そのタイミングでISSが上空を通過すれば見えるというわけです。

では他の人工衛星はどうかといいますと、ISSに比べるとかなり小さいので、条件が良ければ見えるといった感じで、ISSが一番良く見えるんです。

で、実は今晩8時過ぎぐらいから8時15分ぐらいまでの間に、すごくいい条件で見えるんです。
こちらのサイトが参考になると思います。

20120608001.jpg
南西方向から上がってきて、ほぼ真上を通って北東方向に沈んでいきます。
時刻も早いですし、高度もありますので明るく大きく見えるんじゃないでしょうか。

ところで、ISSの撮影はそんなに難しく有りません。
カメラを三脚に据えて、動くルートを確認しながらカメラの方向を決めてやって、適当にシャッターを切ればだいたい写るんじゃないかと思います。
露出補正が出来るなら、マイナスにするとより良いと思います。
みなさんも撮影にトライしてみてはいかがでしょうか。

が、
今日は天気が悪いですね。
これではさすがにISSは見れない可能性が高いです。
うーん、残念。

ではこの次に尾道周辺で条件がいいのは、
10日の午後7時55分ごろから8時2分頃までの短い間に、西から北に向けて、一番高い時で35度ぐらいの角度で見えると思います。
20120608004.jpg
10日はそんなに天気も悪くない予報ですので、見ることが出来るんじゃないでしょうか。

ぜひきぼうの光を。

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