最近の子供がすることとと言えば、やっぱゲームでしょうか。
うちでもその例に漏れず、暇さえあればPS3とか、パソコンとか、iPod touchなどでゲームをやっています。
しかしあまりにもやり過ぎるといいますか、ゲームの方が優先事項になってきたようでしたのでとうとう私も怒ってしまいました。
そると今度は時間を持て余してほかの悪さをしてしまいます。
そしたらそれも当然怒られる結果になってしまうわけです。
そこで彼が思いついたこと、それは何か分解したいということでした。
じゃぁせっかくなら、カメラのレストアをしてみますか。
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==========================[4回]
うちのジャンクを見てみると、ペンEEがありましたので、これを修理してもらいましょう。
しかし、ペンEEは露出計が入ってますからね。
もしかしたら簡単には直らないかもしれません。
でもまぁそれもいいでしょう。
ではではバラして行きましょう。
まずは軍艦部カバーを外します。
ペンは時々逆ネジがありますから気をつけてと。
バラした部品の順番がわからなくならないように並べておきましょうね。
軍艦部をバラしたら、次はレンズと露出計のユニットを外しましょう。
しかし、このカメラ、メーターが動いてないようですね。
シャッターの動きも若干おかしい。
これはもしかすると修復不可能かもしれません。
ではセレンを外して、テスターをあててみましょう。
すると光の変化で発電量は変わってきていますね。
どうやらセレンは大丈夫のようです。
ということはケーターの不具合か。
メーターの方のリード線にテスターをあてて導通を測ってみましょう。
正常なら導通があるのはもちろんですが、テスターの電流によってメーターの針が動くはずです。
が、針が動くどころか導通さえ有りませんね。
ということはどこかで断線していることは間違いないようです。
やっぱ面倒な事になってきました。
しばらくうちの子の好きなようにさせていたんですが、そうしていますと、メーターが動かない原因がわかったと言うのです。
本当か?
と思って聞いてみますと、メーターの振れを戻るためのゼンマイバネが、本来なら軸の周りに巻き付くような配置になっているはずなんですが、そのゼンマイバネがあさっての方向を向いているんだとか。
確かにそれなら導通がないのも分かります。
で、そのメーターを見てみますと、
おお、かなりバラバラにしてくれましたね。
メーターのコイルまで外しましたか。
そのせいでゼンマイバネが変な方向に行ってしまったんじゃないの?
と聞いたけど、はじめからこうなっていたんだって。
まぁ、そうでしょうね、ゼンマイバネがつながった状態で引っ張ったら、バネはもっとほつれてしまっているはずですから。
しかし、これを直すのは至難の業ですよ。
ものすごく細かいハンダ付けをしないといけない。
ではここは父さんが担当しましょう。
ボクは他のところを直しましょうか。
シャッターも動きが悪かったんですが、ボディーからレンズわまりのユニットを外して動作を見てみると、ちゃんと動きますねぇ。
どうしたんでしょうか。
組み方が悪かった?
そんな事も起こりにくいと思うんですけどね。
そうなってくると僕一人では直せそうにありませんね。
仕方がない。
後は父さんが見ときましょう。
初めてやるにはちょっと難しいものにあたってしまいましたか。
じゃぁ、次は、露出計も連動距離計もない機種でやってみましょうね。
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