明日は明日の風が吹く

カメラといえばデジタルカメラのことと思われる時代になったのではないかと思います。
「カメラで撮影した映像は何に記録されるか」と聞かれれば、おそらくほとんどの人はSDカードとかの「メモリーカード」と答えるでしょう。
「フィルムに記録する」と答える人は、果たして何人いるのでしょうか。

と言う感じで当店でもフィルム処理本数はかなり減ってきています。
と、どうなるかと言うと、フィルム現像機に不都合が起こってくるのです。

と言うのも、これまで使っていた現像機は処理本数が結構多いことに対応したタイプで、処理本数が少なくなると現像液が傷む一方で、かえって費用がかかってしまうんです。
そこで、少ない処理本数に対応できるものにすれば、今のようにフィルム現像が少なくなっても、まぁ何とか対応できるというわけです。

なのでフィルム現像機を入れ替えました。

[1回]

入れ替えたと言っても新たに買ってきたわけじゃありません。
やはりフィルム処理本数の減少で使わなくなったお店の現像機をもらってきたわけです。
それと同時に、今まで使っていた現像機も要る人にあげるわけです。

ということで設置中の図。

今まで使っていた現像機は古いですが、一応現行商品です。
今回導入した現像機は現行商品ではありません。
単純に言えばバージョンダウンです。
一見損したようにも見えますが、現状に合わせてランニングコストも下げなければいけませんよね。

でも今回持ってきた機械ですが、
使わなくなって何年も置きっぱなしだったらしく、

なかなかうまく動いてくれません。

どうやら記憶用の電池があがって初期状態に戻らないような感じです。
色々調整してもらいましたがやっぱりダメです。

仕方がないのでフィルム現像は取り合えず知り合いのラボにお願いして、また明日やってみますか。

フィルムユーザーも減ってきて悲しい限りですが、
当店では引き続き135はもちろん、240、120、220、110、126、それぞれのネガフィルムの現像に対応していきます。
残念ながらディスクカメラには自家処理の対応はしていませんので、ご相談ください。