明日は明日の風が吹く

沖縄を代表する調味料で、「コーレーグース」というのがあります。
これは、島とうがらしを泡盛につけて、唐辛子エキスを抽出したもので、沖縄そばなどにかけたりします。
私はその言葉の意味を、「コーレー」が高麗で、高麗が唐辛子を表していて、「グース」は「古酒」のことかなと思っていたんです。
でもこれはどうやら間違いで、「コーレーグース」の直訳が高麗胡椒で、それ自体が島とうがらしのことを言っているんだそうです。
だから泡盛につけたもの特有の名前じゃないんですね。
ところで、そのコーレーグースを子どもと一緒に作ってみました。

と言っても、

[2回]

コーレーグースの名前のもとになっている島とうがらしで作ったわけじゃありませんので、これをコーレーグースと言ってしまっていいのかどうか…

実はこれ、うちの子から私への誕生日プレゼントなんです。
以前うちの子が植えたと思われる唐辛子が親戚の畑で実りまして、それをいっぱいもらって来たんです。
そこでこれを使ってコーレーグースをつくって、私にプレゼントしようという企画です。

では泡盛も用意しないといけませんね。
と思って作り方など調べていますと、いろんな酒でコーレーグースを作って味を比べているサイトがありましたので見てみると、
どうやらどんな酒で作っても同じ味になるらしい。

じゃぁ泡盛じゃなくてもいいわけで、でも透明な酒のほうが色づいた時に分かりやすいし。
余った酒も楽しめるように好きな酒の方がいいですね。

と言うことでコチラ、

ジンで作ってみることにしました。
でもギルビーは香りが独特だからどうなんでしょうね。
ウオッカの方が良かったかも。

で、入れ物も用意しないといけません。
家に醤油のビンとか余ったのがあるかなとも思ったんですが、せっかくなので新しいのがいいかなということで、

ちょっともったいないけど、ガラスの醤油さしを買って来ました。

では、作業開始。

唐辛子のヘタを取って、


ビンの中に入れて行きましょう。
たっぷり入れるために、並べて入れていきます。


はい、このように、たっぷり入りました。
これだけ入れたらすごく辛いのが出来るはず。

ではこれに酒を入れていきます。

これもたっぷり入れましょうね。

そしたら蓋をして。

はい、完成です。

特に作り方はありません。
唐辛子を酒につけるだけです。

そしたらこの状態で1日ほど寝かしましょう。
そのうちだんだん唐辛子のエキスが抽出されて、液が黄色くなってくるはずです。

黄色くなったら何かにかけて使ってみましょうね。

プレゼント有難う。