尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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1円ジャンクのオリンパス・ペンEES-2をレストアしようということで分解にとりかかりまして、昨日の記事までで、レンズ周りのダイヤルを外すところまで行きました。 今回はその続き、絞りとシャッターをバラしましょう。 まずはレンズとシャッターを分離します。
[2回]
矢印の3本のプラスネジを外します。 そしたらこんな感じで、レンズとシャッターが分離できます。 ではレンズ裏側の後群を外します。 後群が外れた状態がこちら。 赤矢印の3本のマイナスネジを外して、青矢印の部分を引きます。 引っ張り出した絞りユニットが右のもの。 ネジ部にはちっちゃいシムが入っていますので、無くさないように。 絞りユニットはこれ以上はバラせませんので、この状態のままベンジン浴にしましょう。 そしたら次はシャッターをバラします。 矢印の3本のプラスネジを外します。 外れた状態がこちら。 シャッター幕は2枚ありますが、どちらも同じ物のようですね。 EE-2では同じものではありませんでしたので、これも違うかと思ったんですが、重ねてみると同じ形でした。 ではこちらもベンジン浴にして、シャッターのガバナーは、KUREのエレクトロニッククリーナーで汚れを洗い流して、軸受部にほんの少しオイルを差しておきます。 その他の可動部にも薄くグリスを塗っておきましょう。 全部綺麗になったら、また元のように組み直します。 これでシャッターも絞りも軽く動くようになりましたね。 懸念の露出計は、 大丈夫、ちゃんと動いてますね。 どうやら復活できそうな兆しです。