明日は明日の風が吹く

祇園祭というと、京都の祇園祭が有名ですね。
尾道にも祇園祭があるんですが、尾道以外にはあまり知られてないようです。
というより、「三体神輿」と言う名で通ってますね。
本当は「祇園祭三体廻し」なんですが。
ただし、八坂神社の祭りだと言うところは京都と同じです。

で、その三体神輿が今日行われたわけです。

京都の祇園祭と違って、こちらは喧嘩神輿です。
三体の神輿がその速さを競います。

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八坂神社を出発した三体の神輿は、それぞれのルートを通って廻しの会場に集まってきます。

そして静かに動き始めます。

ですが今回はハプニングがありました。

二つ巴が幟にぶつかって根元から折れてしまいました。
でもそこはすぐに復旧されて、廻しは続けられていきました。


この三体廻しのルールはと言うと、三体の神輿が幟の周りを廻って早いのが勝ちと言う単純な話です。
その判断がなかなか難しかったりするので、勝ち負けに一喜一憂すると言うよりも、この神輿の魅力はスピードと迫力、そして担いでいる人達の気合を感じれるところでしょうか。
神輿と言うと持久力がものを言うようなイメージがありますが、この三体廻しについては瞬発力が最も重要です。言葉で書いてもなかなか伝わりにくいと思いますのでぜひ尾道に来てこの祭りを見てほしいと思います。


私もこの祭りには数年前まで運営側で参加していましたので、今後も末永く続いてほしいと思ってます。
そこで少し思うのは、見る人がもう少し見やすくなればいいなといます。

私が住んでいるところは、三体廻しの会場から渡船を渡ってすぐのところなので、今日のように祭りで交通規制がかかる時にはとっても便利です。

さて、船に乗って帰りますか。