明日は明日の風が吹く

昨日の記事でもったいぶってしまったんですが、出し惜しみしてるわけじゃなく、あんまり記事が長いと読むのがしんどいかなと思ってやめました。
なので、そのつづき。

どんな風にして撮影したかと言うと、
こんな感じです。
机の端にカメラが来るように三脚立てて、ピンホールレンズをつけて、被写体は机の上に、
撮影モードは、絞りが固定になりますので、絞り優先AEで、
室内だと暗くてファインダーがまったく利かないのでアングル変えながら撮りました。
そしたら、ファインダーからの光で露出が変わってしまうので、ファインダーを指で押さえて測光。

[10回]

出来上がったのが昨日掲載した写真です。

撮影に使ったケンコーのピンホールレンズと言うのは
これです。
実際に針穴が開いているわけではなく、真ん中部分が遮光ガラスになっていて、その真ん中に
針穴程度の透明部分があります。
だからピンホールレンズって言う名前なんですね。

これ自体の取り付けはM42のネジになっていますので、マウントアダプターに取り付けてからカメラに装着します。
その状態が上の撮影風景です。

でもこのピンホールレンズですが、ケンコーのカタログにもホームページにも掲載がなくなっています。
生産終了になったんでしょうか。
※後で分かりましたが、カタログには載ってました。
もしほしい方がおられましたら当店までお問い合わせください。

seino@bbbn.jp
0848-44-4430
せいのカメラ店

まぁ、これがなくてもこんなの作れば、簡単にピンホールで遊べます。
これの作り方は簡単です。
レンズ交換式カメラのボディーキャップの真ん中にドリルで5mm程度の穴を開けて、裏からアルミホイルを貼り付けて、黒く塗ります。そのアルミホイルの真ん中に針で穴を開けて出来上がりです。
穴を開ける時に裏に消しゴムをあてがうとやりやすいと思います。

一眼レフだけでなく、レンジファインダーのカメラでもできます。
レンジファインダーの方がフィルム面から穴までの距離が短いので、より広角の撮影ができます。

このキャップで作ったピンホールを外に持ち出して、三脚立てて撮影していると、通りすがりの人が何をしているんだって言う不思議そうな目で見てくれます。

どうぞお試しあれ。