25日に「スプリングカメラで写しましょう」と言う記事を書きましたが、今回はその2回目。
ツァイスイコンのスーパーセミイコンタを使って実際に写真を撮ってみました。
645なので、ついつい縦位置で写してしまいます。
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古いカメラなんでレンズのコーティングも無いから、結構硬い写真になると思っていたんですが、プリントしてみるとそんなこともありません。
と言うより、結構な写りです。
カールツァイスで写したと言う感じの写真になりました。
横位置も撮ってみました。
横位置の撮影では、カメラを縦に構えないといけないのでちょっと難しいです。
それよりも何よりも、ファインダーの構造が、レンズが二枚並んでいるだけで周りから光が入り放題なので、日のあたる所ではファインダーが見えません。
なので光が直接ファインダーに当たらない様に、手で覆いながらフレーミングしなければいけませんので、余計にカメラを構えにくいです。
とはいえ、写りはグッドです。
コンタックスの一眼レフではじめて写して出来上がった写真を見たときの気持ちを思い出しました。
色の階調や、細かい部分の解像力や、物の質感が、その時とそっくりで、カールツァイスならではと言う感じがします。
そうそうこれです。このカールツァイスの描写が気に入って以来コンタックスのファンになったことを思い出しました。
ここ数年デジカメを使い続けてカールツァイスの描写を忘れていました。
改めてこの描写はデジタルでは出せないなと感じました。
できたらフロンティアでなくロッキーでプリントしたいところです。
ロッキーならフロンティアの様にスキャンするのではなく、フィルムを通った光を直接印画紙に当てて露光させますから、レンズ本来の描写が100%再現されるんですけどね。
だんだん話がそれて行きそうですので話題を撮影した写真に戻しましょう。
今回は6枚撮りを入れてのテストでしたので8コマしか撮影できませんでした。ですのでほとんど同じロケーションでの撮影になりました。
が、1コマだけテスト撮影前の動作テストとして室内を写したのがあります。
この写真は半分位トリミングして、しかもちょっと手ブレですが、開放での撮影です。
開放の描写も結構いけてますね。
前回書いたように、このカメラはとっても使い勝手が悪くて撮影するのがたいぎくなるほどです。
ですがそれをはるかに上回る写りの良さがあると思います。
そう思うと余計に、撮影した時の撮った感は強くなると感じました。
もっと使ってみたくなりました。
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