明日は明日の風が吹く

APS-Cサイズの画角は35mm換算すると約1.5倍。
ですからフルサイズでは標準レンズの50mmをつけると75mm程度になってしまう。
それはそれで面白いんですが、普段使うには長すぎです。
で、私としては40mmぐらいが好きなわけです。
と、なると、35mmでも52.5mm.。28mmで42mm程度になりますのでこの辺りがちょうどいい。

と言うことでPENTAX K-r用にジャンクな28mmゲットです。
しかも2本。

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これね、どちらも28mm,F2.8なんですが、ちょっと種類が違うんですよ。
向かって右のレンズのほうが古くて、Mレンズというタイプ。
で、左側がAレンズ。
Mの方がコンパクトでカッコいいけど、自動露出で使うには基本的には絞り開放の絞り優先だけ。
なのでちょっと不便。
でもAレンズならプログラムも含め、全ての自動露出が使えるんですね。
だからこっちの方がはるかに便利。
で、たまたまジャンクな安いのがネットオークションに出てたので、どうせどっちも同じ写りだろうと思いながらも、どう違うのか見てみたいという興味から2本買ってしまいました。

商品説明にはジャンクということでしたが、フィルターネジ部はゆがんでる以外は特に不具合なしでした。
なので軽く修正すればOK。

ではまずは、Mレンズを付けてみましょうか。

やはりコンパクトでいいですね。

まずは恒例の、

焦点距離設定。

でも基本的に開放でしか撮れないのはなぁ。
と思っていたら、なんかちょっとした手段が有るみたいです。
それがコレ。

「グリーンボタン」
ここに何やら露出制御の機能を設定できるみたい。


サブメニューを見てみると。
Mモード時とPモード時に何かができる様子。
Pモード時は特に関係ないので、Mモードのメニューを見てみましょう。
すると、これが使えるっぽい。
「Tv SHIFT」
このモードにしてグリーンボタンを押すと、設定した絞りで絞り込み測光をしてくれるみたい。
で、そこで測定したシャッタースピードに設定してくれる。
これは便利かも。


Mモードにして矢印のグリーンボタンを押してみますと、

絞りリングで決めた絞り値まで、一瞬絞り込んで側光し、適正露出になるシャッタースピードに合わせてくれました。
これで後はシャッター切ればいいわけです。
おもしれえ。

ペンタックスって、古いレンズでも快適に使えるように色々工夫が有るんですね。
でもまぁ、一手間だけなんですけどやっぱりちょっとそれもわずらわしいかな。

と言うことでAレンズ。

Mレンズよりちょっと大きくて、いまいちカッコ良くないけど、フードとかつけるといけるかもね。
それに同じと思っていた光学系もちょっと違うっぽい。
Aレンズの方が対物レンズが少しだけ大きいですね。
もしかしてこっちの方がよく写る？
それならAレンズがいいでしょうね。


ちゃんとプログラムも使えるし、測光パターンもマルチが使えるし。

もしかして、AFレンズの方がさらに便利？
いや、マニュアルフォーカスのほうが楽しいでしょう。
今度試写してみよう。