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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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ペンタックスの一眼レフ用に、外付けGPSユニットがありますが、このユニットには星を撮るのに面白い機能があることは、以前の記事でもお伝えしました。
その内容は置いときまして、他メーカーでも星を撮るのに面白い機能が独自に有るんです。
それが今回の話。
オリンパスのOM-Dシリーズの一部に搭載されている、ライブコンポジットという機能です。
これまで、E-M10にのみ搭載されていたんですが、ファームアップでE-M1にも搭載されました。

ということで早速使ってみましょう。

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でも、最初設定の仕方がわからなかったんですよね。
ライブコンポジットの機能が追加されたことはわかっているものの、それを使うにはどうすればいいのか。
そういえば、デジカメWatchで、礒村さんが記事を書いていたはず。
はいはい、ありました。

その記事によると、まずはモードダイヤルを「M」にして、

シャッタースピードを遅い方にどんどん回していきます。
そしたら最後に、

シャッタースピード表示が、「LIVECOMP」になって、ライブコンポジット撮影モードになりました。

このライブコンポジットというのは、連続して撮影した複数枚のコマを「比較明」で、合成する機能なんです。
長時間露光だと、空の暗い部分も明るく写ってしまいますが、比較明で合成すれば、暗い部分がそれ以上明るくなることはありませんので、星の光と空のコントラストが維持されるというわけです。
と、言葉で書いてもなかなかわかりにくいですね。
詳しくは、礒村さんの記事をご覧下さい。

ではいよいよ撮影ですが、
この機能は、簡単にいえば連続撮影機能ですので、一コマ分の露出を決めてやらないといけません。
絞り値と、ISO感度は通常通り設定できますが、一コマ分のシャッタースピードは、別のところで設定するようになってます。


それがこちら。
「コンポジット撮影設定」というところで行います。

シャッタースピードは、1/2秒から60秒の間で段階的に設定できます。
今回は、4秒、F4、ISO800に設定してみました。

あとはフレーミングを決めて、シャッターを押すだけです。
撮影を終了するのは、もう一度シャッターボタンを押します。

で、まず試しに、2分撮影したのがこちら。

星が少しだけ流れてますね。
でもちゃんと連続して写ってます。
つまり、4秒の露光を絶え間なく連続して行って、それを合成しているというわけです。
だから4秒毎に途切れることはないのです。
そしてこの撮影結果は、背面液晶に表示され続けます。
長く撮影すればより長い光の帯ができて、その様子が背面液晶でも確認できるというわけです。
結果がわかるというのは便利ですよね。
それを見て撮影を終わらせるタイミングを判断できます。

そして同じ設定で、約20分撮影したのがこちら。

星もさっきより長い線になって、回転しているのがよくわかりますね。
そして飛行機もいっぱい写ってます。

おもしれ。

この機能、流星群で使うと面白そうですね。
そうそう、明日の夜中はオリオン座流星群がよく見えるかもしれません。
ちょっと撮影に行ってみますか。

ん?
でも、天気悪そう…

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