小学校とかでのセレモニーでは、「起立」「礼」「着席」という号令が、事あるたびにかけられてましたよね。
校長先生が挨拶する時、来賓の方が挨拶する時、など。
ですけどね、最近の小学校ではそういった号令が聞かれなくなってきたんですよ。
なんでかと言いますと、自主的にやるんですよ。
挨拶する人が登壇するタイミングを見計らって、自分たちで立ち上がって、
登壇した人がおじぎをするのを見て、それに合わせておじぎをして、
そして一呼吸おいて着席する。
降壇する時もまた同じく。
号令かけるよりずいぶんスマートでいいなぁと思うんですよね。
そんな動作を見ていて、
ふと、「立つ」という言葉が気になりました。
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[1回]
広島県では、「立つ」とはあまり言わないですよね。
「立てる」といいますよね。
「立ってください」と言うところを、「立てってください」と言うことが多いです。
特に小学生なんかはそう言いますね。
で、ふと思ったのは、
もしかして活用が違うかも。
ということ。
「立つ」の場合ですと、五段活用ですよね。
「立たない」「立とう」
「立ちます」「立った」
「立つ。」
「立つ時」
「立てば」
「立て」
じゃぁ「立てる」は?
「立てらない」「立てろう」
「立てります」「立てった」
「立てる。」
「立てる時」
…
あぁ、五段活用ですね。
と思ったものの、
「立てれば」ときて、
「立てれ」?
そういう時もあるけれど、多くの場合は、
「立てえ」
ですよね。
表にするとこうですか?
基本形 | 立てる |
語幹 | 立て |
未然形 | ら・ろ |
連用形 | り・っ |
終止形 | る |
連体形 | る |
仮定形 | れ |
命令形 | え |
ははは、広島五段活用か。
もうちょっと言うと、仮定形は、「立てれば」ではなくて、
「立てりゃあ」ですかね。
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