もう半年も前になりますが、ストロボのチャージ音についての記事を書いたことがあります。
この内容は次のようでした。
最近のストロボのチャージ音は小さくなったのではないか、その原因はモスキート音と同じ理由ではないかと言う疑いが出ました。つまり、音がしてないんじゃなくて音が聞こえない体になっているんじゃないかと。それで、古いストロボをチャージさせてみると、やっぱり今のストロボよりも大きな音がしたので、音が聞こえないんじゃなくて音が小さくなったんだと言う結論にしました。
詳しい内容は4月27日の記事をお読み下さい。
ですがそれでは、記事の中でも書いた小学生の言葉、「ぼく、機械の音がすげぇよう聞こえるんよ」という話はクリアーできてませんよね。
その時私には「すげぇ聞こえて」はいないわけですから。
その疑念は4月27日の記事にくくりとしても書いています。
ということで、子どもと大人でチャージ音が聞こえなくなるタイミングにズレはあるのかという、ある種禁断の世界に踏み込んでみることにしました。
==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2
※Ver.1では今後更新されません。
==========================[1回]
ではまず実験の対象として、いつも仕事で使っているCanon 580EXのチャージ音を聞いてみました。
ストロボの設定をフル発光にして、テスト発光ボタンを押します。
すると、この新し目のストロボでも、大きなチャージ音が聞こえてきました。
4月27日の記事で出した結論の、「やっぱり古いストロボのチャージ音が大きい」と言うのは、どうやら疑わなければならないようです。
新しいストロボでもコンデンサの中が空っぽになってしまえば、チャージ音が大きくなるんですね。
普段チャージ音が小さいのは、フル発光の必要が無いほど容量が大きくなってるのが原因なのでしょう。
ではチャージ音は、私とうちのこども店長とで、聞こえている時間に差があるんでしょうか。
しかしこのストロボ、満充電になったら、チャージをカットするみたいです。
「プィィィィーーーーーッ」といって、だんだん音の周波数が上がっていくのですが、満充電になると音が切れてしまいます。
ははぁ。この機能も音がしなくなったと思わせる原因の一つですね。
しかし、これでは聞き比べはできません。
では他のストロボで、
このPanasonicのストロボではどうでしょう。
フル発光させて、チャージ音を聞いてみると、「プィィィィーーーーーッ」と言い始めて、だんだん音が高くなっていきます。
そしてだんだん聞こえなくなっていきます。
よーし、このストロボで実験してみましょう。
実験のやり方は次の通り。
まずストロボをマニュアルに設定して、フル発光するようにしておきます。
スイッチを入れて満充電になったところで、私とこども店長でストロボに耳を当てます。
※最初の写真を参照
そしてテスト発光ボタンを押して発光させ、「プィィィィーーーーーッ」と言う音を聞きます。
そのチャージ音が聞こえなくなった時に、相手の肩をたたくという感じです。
さて、ではストロボを耳に当てて「発光!」
プィィィィーーーーッ
聞こえなくなった!
肩をトントン。
??
数秒後、こども店長がトントン。
ホンマかぁ?
もう一回。
そしてもう一回。
何回やってもこども店長の方が後になります。
やっぱりそうなんです。
実際にストロボのチャージ音はしているのに、我々に聞こえてないだけなんです!
自分たちが子供の頃、結構うるさく感じていたストロボのチャージ音は、今でもしっかり鳴っているんです。
誰がためにストロボは鳴る
PR