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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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カブリが直ったと思っていたフジカST-Fは、残念ながらまだカブッています。
CNV000012.jpg
でも、シャッター半押しで露出計が動く改造はご機嫌です。
誰でも簡単に適正露出が確認できるようになってますので、うちのこども店長に使わせてみたんですが、うまく使ってました。
ただやっぱりちょっとカブッてます。
もう一度冷静になって原因から探ってみることにしましょう。


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※Ver.1では今後更新されません。
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拍手[2回]

まず現状のカブリを確認しましょう。
IMG_1926.jpg
一番問題のカブリは、Aの部分です。
後は小さなカブリ、BとCです。
Bのカブリは、Aのカブリのパーフォレーションの穴から抜けた光が、フィルムが丸まって一周した所に合うような感じがします。
Cのカブリは、この画像では定期的にも見えますが、フィルム全体で見ると不定期です。

では、Aのカブリが起こる位置を確認しましょう。
空のパトローネにカブリが起こっているフィルムを差し込んでカメラで位置を確認します。
IMG_1918.jpg
露光位置を合わせて、その時のかぶりの位置を確認すると、
IMG_1919.jpg
矢印のように、パトローネの出口部分とぴったり一致します。
また、裏蓋の圧板の位置を確認すると、
IMG_1921.jpg
裏蓋の縁から約30mm。
ボディー側でこの位置を確認すると、
IMG_1922.jpg
パトローネの出口から数ミリで、これもまたカブリの範囲と一致します。
つまり、Aのカブリが起こっている場所はこの位置で間違いないはずです。

この位置でカブッているのであれば、原因はやっぱり裏蓋のフィルムののぞき窓の可能性が大きいですね。もしかしたら、裏蓋とボディーの隙間かもしれませんが。

しかし、ここでAのカブリが起こっているのであれば、Bは、どこでどうして起こっているんでしょうか。
また、Cに関してはさっぱり原因が分かりません。雰囲気から言うと、フィルムの端からかぶっている感じですので、これの原因は裏蓋とボディーの隙間と考えるのが妥当なんですが。

ちょっとこの時点では原因が分かりませんので、今後色々やってみようと思います。
で、うまくいったらまた報告しましょう。

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