尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日の記事の続きです。 外したレンズユニットの裏には シムがいっぱい挟まっていました。 何の調整なのでしょうか。 ピント調整だったら前玉だけで行えるはずです。
[0回]
次の写真はレンズユニットやら前面プレートやらを外した状態です。 ボディー側とリンクしているものと言えば、右下の露出計を動かす仕組みのところと、上側のシャッターセット及びリリースのリンケージ位しかないと思うんですが。 それの位置合わせにシムでシビアにやることは無いですよね。 ま、いいや。 それと、上の写真で分かるでしょうか。レンズユニットが付くあたりのシュラウドなんかにも劣化した接着剤が付いています。 この辺も全部外して掃除して、再接着しましょう。 ここまで掃除して、やっと全体的にすっきり感が出てきた感じです。 で、昨日の記事の終わりに出てきた透明の帯状の部品は、 ここに付くようです。 本来はオレンジか赤のセロファンみたいのが端にありましたが、劣化して再使用不可能でしたので、その部分にはプラモデル用のクリアレッドを塗りました。 外側から見ると この溝のカバーだったんですね。 どうやらここにはASA感度設定用のパーツに付いていた棒状の部分がインジケーターとして見えるようになるようです。 多分この透明パーツが取れて、それに引っかかってインジケーター部分が曲がってしまったのでしょう。 はい。これで大体きれいになりましたので、組みなおしましょう。 でも待って下さいよ。 昨日レンズユニットから出てきた この黒い小さなプラスチック部品。 どこに付ければいいのでしょうか。 さっぱり分からないので、とりあえず無しで組みましょう。 先程のインジケータは こんな風になります。 リングをずっと回していくと、 「B」とかに持っていくことができ、バルブになったりします。 このリング上に、 ASA感度設定もあります。 きれいに掃除したファインダーは ご覧の通り、よく見えるようになりました。 前面プレートに少しだけあるレザーは、 ボンドで貼らずに、両面テープにしときましょう。 と言った感じで、 出来上がり。 では今度はお楽しみの試写です。