明日は明日の風が吹く

フィルター径49mmのPro-Tessar 35mmが手に入りましたので、早速フードを付けてみようという話です。
逆光で撮影すると、やっぱり直射日光によるハレーションは避けられませんので、それを少しでも抑えるためにはフードは必需品です。
ですが57mm径では付けられるものが有りませんでした。
49mm径の入手でやっとフードを取り付けられる環境ができました。
3月20日の記事でTessar 50mmに無理やりフードを付けた話をしましたが、そこで使ったフードを付けてみると、やっぱり標準用ですので、35mmではちょっとけられます。
ということで、なんかいいのないかなと調べていたら、

汎用の花形フードを見つけました。

[3回]

でも花形フードは取り付けの角度が一定でないといけません。
花形がねじれて付くと意味がないしカッコ悪い。でもねじ込み式だからどうやって位置決めするのかと思ったら、

ダブルナットです。
ねじ込んで適当な位置にあわせたら、赤矢印のリングを締めこんで固定します。

ではでは、Pro-Tessar 35mmに取り付けてみましょう。

こんな感じ。


うしろ寄りから見るとこんな感じ。


うーん。
期待していたほどカッコ良くないですね。
レンズ自体がカッコ良くないと言うのもありますが、どうも花形フードは似合いませんね。
素材がプラスチックというのも、こういった古いカメラにはアンマッチな感じです。
やっぱメタルフードがいいかなぁ。
ラバーフードは個人的にあまり好きじゃないし。
こういうのは付けてみないとカッコいいかどうか分かりませんからね。

でも今回のはカッコ悪い。
ということでボツです。
それにこのフード、成型技術が良くないのか、取り付け部のネジのピッチが微妙に合っていないような感じです。
締め込むほどにだんだん回り難くなってきます。

でもせっかく買ったんだから何かに使えないでしょうか。
「安物買いの銭失い」という言葉もありますが、それは避けたいところです。

ということで周りをツルツルッと見てみると、フジカST-Fのフィルター径も49mmですね。

！
カッコいいじゃないですか。
素材の質感もよくマッチしていますし、成型のアールも近くて違和感は感じません。
思わずにやけてしまいますよ。
OK。レギュラー決定です。