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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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キャノンフレックスシリーズが短命だった原因の一つは、もしかすると構造的な不安定さがあったのかも知れないと、勝手な想像にふけってみたりもします。
もしかしたらそれは、レストアがうまくいかなかった時の言い訳に使いたいのかもしれません。
でももし本当に不安定であるなら、それを克服するレストアができた時の意義と充実感はこの上ないものになるでしょう。

能書きはさておき、バラしにかかります。
おとといの記事までで、軍艦部の開腹までお伝えしましたが、今回はそこから先をバラしていきます。
R0011424.JPG
既にシャッタースピードダイヤルと露出計のメーターを連動させるための例の金属帯と、露出計、それからプリズムとマウント周りのカバーは外しました。

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※Ver.1では今後更新されません。
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拍手[3回]

軍艦部左側にはメーターが鎮座している以外には巻き戻し関係の部品しか有りませんので、
R0011425.JPG
ここでは軍艦部右側に注目します。

R0011426.JPG
こちらがその右側。
あ、カウンターのパネルも外してありますね。

ではここからカウンターを外します。
カウンターの部品は、ファインダースクリーンのすぐ右にある黒いベースに付いた一連のものです。
この写真の向きで言うと、左下と上側の2本のマイナスネジで留めてあります。

R0011435.JPG
では次に、シャッタースピード設定関係の部品を外します。
真ん中に見える、シャッタースピード設定部分とガバナーを連携している銀色の部品をまず外します。
根元の2本のマイナスネジでガバナーに留めてあります。
シャッタースピード設定用の部品は、右に見える太い軸を中心とした一連のものです。
これを外す前に、上の方に見えています露出計のスイッチを外しておきます。
シャッタースピード設定用の部品は、下側1箇所、上側2箇所で留まっています。

R0011449.JPG
そしたらガバナーを外します。
ガバナーは、手前に見えているマイナスネジと、もう1箇所、見えませんが奥の方にあります。

R0011451.JPG
次に、右端に見える黒い巻上げのカバーと、シャッターボタンのすぐ左にあるシャッター幕制御用の部品を外します。
巻上げのカバーは、2箇所で留めてありますが、1箇所はシャッタースピー ド設定用の部品と共締めになっていましたので、残り1箇所のマイナスネジを外します。
シャッター幕制御部品は、Eリング1箇所で留まっているだけです。

R0011458.JPG
と言う事でここまで外した状態がこちら。
ではここから、シャッター幕ですとか、巻き上げ関係とかをバラしていきましょう。

と、どこからか折れたスプリングが出てきましたよ。
R0011455.JPG
これはどこの部品なんでしょうか。

続きはまた今度。

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ところで間もなくこのブログのカウンターが「12345」になります。
以前からお伝えしておりますようにキリバンを設定していますので、キリバンゲットを狙ってみてください。
あと100アクセスを切っていますので、キリバン発生は明日でしょうか。
記念品も用意していますので、踏んだ方は今度こそメッセージをお願いします。

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