尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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こないだファインダーを改造して悦に入っている「ハチ公」ことスメナ8Mですが、史上最強を目指してまた前進してみましょう。 で、今度は何かと言いますと、 これです。 スメ8ユーザーの方でカンのいい方はもうお気付きでしょう。
[5回]
これは何かといいますと、 「ビラカン」? って言うのね。 ようは、何かに付けて引っ掛けたりぶら下げたりできるようにするためのものです。 そうです。 ぶら下げられるようにするものです。 ここまで言えば分かりますね。 スメ8にはストラップを通す所が無いんですよ。 だからストラップが着けられない。 よく三脚穴用のストラップを着けている方も居られるようですが、そうすると今度は置く時にそれが邪魔になるんですよね。 それになんかブラブラしてその辺にぶつけそうだし。 なので個人的にはあまり好 きではありません。 と言うことで、ストラップの取り付け穴を作るために、この「ビラカン」を使おうと言うわけです。 ではどこに取り付けましょうか。 軍艦部カバーに直接付けたのではカバーに負荷が掛かる形になりますので面白くないです。 ですから締結はボディーにしたいところです。 場所としてはボディーと軍艦部カバーの境目に顔をのぞかせる形が理想的かと思います。 では軍艦部をバラして、取り付け位置を検討しましょう。 この写真では手前がカメラの前方です。 この位置に付けるのが重量バランス的にもいいような感じですし、格好も悪くないんじゃないですかね。 赤矢印の部分で「ビラカン」が面一になる位置にしましょうか。 でもそうすると、緑矢印の裏蓋のヒンジのネジが隠れてしまいますね。 それではメンテナンスに困ることもあるでしょうから。 「ビラカン」の取り付け部分をちょっと切り欠くことにしましょう。 締結はどうしましょうか。 タッピングで締めますか? でもこの裏には裏蓋のヒンジ部がありますので、突き出てはいけません。 ではエポキシで貼りますか。 それだと力の掛かり方がハガレ方向なので、ちょっと強度的に不安ですね。 うーん。どうしましょう。 ちょっと後で考えますか。 こちらは向かって右側。ファインダーの方です。 こちらも赤矢印の面に面一になるように取り付けましょう。 緑矢印の部分ですが、少し返りがありますので平面になるように削ります。 こっちは左側に比べて平面部の奥行きが短いですね。 それに、すぐ上にはファインダーが控えていますね。 より一層締結方法が難しくなります。 エポキシがいいかなぁ。 でもそれではやっぱり不安なんで、 これを使ってみましょう。 見ての通りプラモデルの部品の枠です。 これでどうするかと言うと、 こうします。 穴を開けて短く切った枠を挿して接着します。 ちょうど入る穴を開けてプラモデル用の接着剤を使えばいいと思います。 私の場合はちょっと穴が大き過ぎたので、「プラリペア」で隙間を埋めました。 もちろん裏蓋の動きを阻害しないように裏面は面一です。 反対側もちょっと穴掘って、こんな感じで付けましょう。 でもこれだとファインダーの下面に干渉するだろうと思うでしょうが、これで終わりでは有りません。 焼き留めです。 これならそんなに高くならなくて済みますね。 そうそう、今回の場合、焼き留めだけでなく、エポキシ接着も併用しました。 それと、軍艦部カバーも、「ビラカン」の逃がしのためにちょっと削りました。 と言う感じで、 うーん、チープ。 カッコ悪いといえばカッコ悪いですが、いい加減なところがキャラにマッチしているようにも見えます。 個人的には、バカバカしい感じでグーです。 さてさて、ではどんなストラップを着けましょうか。
素晴らしいです。私もこんなの欲しかったんです。
拍手コメントありがとうございます。 スメ8は、面白いカメラだけど、使いにくいところがいっぱいありますよね。 なので使っても楽しいスメ8が出来ればと思って、いろいろやってみています。 参考になるようならどうぞ。