明日は明日の風が吹く

テレビとかのリモコンって、使ってるうちにだんだん反応しなくなってくることはありませんか。
うちではよく有るんです。
ボタンを強くぎゅっと押さないと反応しなくなったり、最後にはそれも反応しなくなったり。
何が原因かと言うと、多分飲み物をこぼしたりしたのが原因なんでしょう。
その時は大丈夫なので油断していたら、だんだんだんだん反応しなくなってくる。
と言うことでちょっと直してみましょうか。

リモコンを分解すると、ボタン部分はこうなっています。

[3回]

そしてここに、

ボタンの裏にある黒い部分が接触することで通電して、スイッチが入ると言う感じです。

ですので、リモコンの反応が悪いと言うことは基盤側か、ボタン側かの導通が悪いためにつながりにくくなると言うことでしょう。

基盤の方にドライバーとかを当ててみると、ちゃんとつながりますね。
と言うことは、ボタンの裏の黒いところの通電が悪いと言うことですね。
ジュースとかが流れてきて、表面に酸化皮膜でも作ったのでしょうか。

単純に汚れかもしれませんので、とりあえず中性洗剤で洗ってみましょう。

しかし変化無しです。
以前症状の軽いものはこれで直った記憶があるんですが、ダメですか。
じゃぁ、
これは？

砥石です。
これにボタンの裏の黒いところを押し当てて、擦ってみましょう。

すると、おお、かなり直りましたよ。
こりゃいけるかも。

しかーし！

ちょっと擦り過ぎました。
黒い部分の面積が狭くなっていますね。

どうしましょうか。

まぁ、接触して通電すればいいわけですから、

アルミテープをちっちゃく切って、貼り付けたら代用になりませんかね。

これを基盤に置いて、ボタンを押してみますと、

オッケー!
いけますねぇ。
じゃぁ、他の反応の悪いところにも貼りましょう。


こんな感じで、
接触面の小さいボタンが、やっぱり反応悪くなっていますので、予防的意味でも、ちっちゃい所全部に貼っときましょう。


じゃぁ初めっからこの方法で良かったんじゃないかという話ですね。

参考までに、砥石で擦ると言う方法は、その時はよかったんですが、何かすぐに酸化皮膜ができてしまうみたいで、長持ちしないようです。

ということで、これで組みなおせば、

リモコンの修理、完了です。

あ、このリモコンですが、リモコン単体で販売されている商品なんです。
これなら一台で、テレビもビデオもそしてプレイステーション2をDVDプレーヤーとして使うときにも使えますし、ラーニング機能を使えば、オーディオも操作できます。
でももうビデオやプレステ2を現役で使う人も少ないか。
テレビも未だにアナログだし。