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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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1960年代のカメラのレンズと言うと、一眼レフもレンジファインダーも、基本的に焦点距離は50mmですね。
70年代に入ってくると、コンパクトカメラと言うジャンルができて、38mm位が使われるようになりましたが、60年代ではワイドレンズと言っても35mm程度でした。
その証拠に、「wide」と言う名前が付いたカメラの焦点距離は35mmですね。
R0011933.jpg
今回紹介するカメラもその例に漏れません。
その名も、「オリンパス ワイドE」です。
もちろん焦点距離は35mmです。
今ではコンデジでも24mmが付いたのとかもありますけど。

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でもスタイルはなかなかカッコいいですよ。
R0011934.jpg
この個体には専用フードが付いています。

このフードは、
R0011953.jpg
こんな風に反対向きに取り付けることもできます。
ですのでケースとかに収納する時に便利です。

R0011936.jpg
先程も書きましたが、焦点距離は35mm。表記は3.5cmです。
開放F値は3.5です。
D,Zuikoですので4枚構成ですね。

R0011937.jpg
シャッタースピードはちょっと今風じゃ有りません。
一般的には1/250秒から下のスピードは、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、と言った具合ですが、
このカメラでは、1/100、1/50、1/25、1/10、1/5、1/2、と言う風になっています。
個人的にはちょっと違和感があります。

と言う感じのシャッターは、
R0011942.jpg
コパル-MXVです。
で、シャッターとは関係ないのですが、矢印の部分って、何かプレートでも有ったような雰囲気ですが、実際にはどうなんでしょうか。

R0011940.jpg
このカメラにはセレン式の露出計が付いています。
計測値に従って、巻き戻しノブ根元にある換算表で適正露出が分かると言う仕組みです。
その数値に従って絞りとシャッタースピードを決めて写します。
もちろんオートでもなければ、連動露出計でもありません。
で、この露出計は動いているのかと言うと、
ちゃんと動いています。
計測値もほぼ正常なようです。

R0011945.jpg
巻き上げレバーの根元にはフィルムカウンターがあります。
これもちゃんと動いています。

では、このカメラの不具合はと言うと、
R0011946.jpg
ファインダーがきちゃない。

R0011948.jpg
なぜかストラップの引っ掛けがねじれている。

あとは古いレンズシャッターではよくあることですが、スローシャッターがちゃんと動きません。
ではでは、このあたりを直していきましょうか。

それと一つ分からないところが、
R0011947.jpg
この穴。
何でしょうか。
レリーズ取り付け穴でも無さそうだし。
露出計のブースター取り付け穴かなぁ?
でもネジ切ってなさそうだし。

まぁ、バラしてみますか。

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