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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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昨日の記事でレストア完了をお伝えしましたヴィトマチックIIbです。
でもやっぱりストラップが無いので、持って歩きにくいです。
ケースに入れると言う手もあるんですが、個人的にケースに入れておくのが好きじゃないんです。
なんか過保護的な気もしますし、カビが生えやすそうでもありますし。
なので何とかストラップをつける方法が無いもんかと考えてみました。
R0012307.jpg
で、出した結論がこれ。
実行してしまうと後には引けません。

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同じヴィトマチックでも、IIaとかだと、貼り革の部分にストラップ用のポッチがあって、ハッセルタイプのストラップが付けられるようになっているのも有るんですが、このIIbには有りません。
というのも、そんなところにストラップの引っ掛けが有ったら、シャッターを押すのに邪魔になりますから。
で、やっぱり軍艦部にストラップの吊り金具が有るとグーかなと思ったわけです。

しかし吊り金具の汎用品なんてありません。
そこでうちにあるジャンクをかき分けて物色していたら、もう再生できないぐらい部品が無くなったPEN EE-3がありまして、それについている吊り金具が軍艦部の裏からナット留めするタイプだったんです。

と言うことでこれを使うと何とかできそうです。
しかし、当然ですが、ヴィトマチックの軍艦部に穴を開けないといけません。
なので実行してしまうと後には引けなくなります。
本来の形を変えてしまう改造を敬遠する方も居られますが、私は全く気にしません。
でも失敗したのでは目も当てられません。

しばらく心を落ち着けて、
決心しました。
穴を空けます。

そう決めたら躊躇してはいけません。
穴を開ける位置は、荷重による変形をできるだけ避けるために、締結穴に近いところにしました。
まずは小さめの穴を開けます。
この吊り金具の下穴は、回り止めのために長穴になっていますので、その形を作って。

R0012308.jpg
はい、どうでしょうか。

R0012309.jpg
裏から見るとこうです。
工具が入りにくかったのでラジペンで締めたら、ちょっとナットの六角を傷付けてしまいました。

これを左右行って、元通り組みなおせば、
R0012311.jpg
はい、吊り金具がつきました。

なかなかいい感じじゃないですか?
後付けには見えないと思いませんか?
まぁ、少しですけど、内部の露出計に干渉しているようです。
でも少しなので問題ありません。

では早速ストラップをつけましょう。
R0012312.jpg
おお。
カッコいい。
これでどこにでも持ち出せます。
期待以上の出来に悦に入ってます。

吊り下げてみると前後の重量バランスもよく、レンズ側が下がることもなく水平が維持されます。
改造がうまくいくと楽しいですね。

じゃぁ撮影に出かけましょう。

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