うちのボルボS60は、カタログ上は最小回転半径が5.8m。
これがなかなか小回りが効かないんですね。
でも前に乗っていたプジョー406の最小回転半径は5.7m。
こちらは結構小回りが効いてたんですよ。
これはどういう訳ですかね。
測定のしかたに違いでもあるんですかね。
まぁこの2台の比較がどうであれ、現状としてうちのS60の小回りが効かない事に変わりは無いですから、そこを何とかしたいわけです。
その解決方法がこの辺にありそうです。
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うちのS60のグレードはT5なんですが、先にも書いたようにカタログデータを見ると、最小回転半径が5.8m。
でも他のグレードは5.3mになってます。
で、その違いをつくっているのが最初の写真。
赤矢印のストッパーに緑矢印のレバーが当たる事でステアリング切れ角を抑えてると言うわけです。
であればこのストッパーを外してしまえば最小回転半径5.3mは実現できるのではないでしょうか。
ところでなんでT5には切れ角を制御するためのストッパーが付いているのかと言いますと、単純にタイヤの幅が広いためでしょうね。
グレード別に言うと、「2.4」のタイヤサイズが195/65R15で最小回転半径が5.3m。
「2.4T」のタイヤサイズが205/55R16で最小回転半径が同じく5.3m。
そしてT5のタイヤサイズが215/55R16で最小回転半径が5.8m。
タイヤの幅が1cm太くなったからって、切れ角を抑えないといけないとも思いにくいんですが…
でもこのサイズだと205/55R16の外径が632mmで、215/55R16が643mm。
直径も大きいから、タイヤがボディーに干渉するのかもしれませんね。
いや、待ってくださいよ。
うちのT5には215/45R117が付いていますよ。
このタイヤなら外径は625mmです。
2.4Tの205/55R16よりもさらに小さい。
じゃぁストッパー外しても問題ないんじゃないの?
まぁこんな事言ってても机上の空論です。
とりあえず外してみましょう。
外してみると、その奥はえぐれていて、レバーの逃がしがありますね。
レバーも外さないとロアアームに干渉するかと思っていたけど、そうでもなさそうです。
で、ハンドルをいっぱいに切ってみると、
タイヤも当たっていませんし、ストッパーのレバーも干渉していないようですね。
ちょっと車を動かせてみたけど干渉は無いようですね。
OK。問題無しです。
これで最小回転半径5.3m実現ですね。
では実際に走ってみて小回りが効くようになったかどうか確認してみましょう。
その結果はというと、確かにこれまでよりは小回りが効いていると感じます。
が、劇的な変化ではないですね。
まぁこれで実際のところ、取り回しが良くなっているとしときましょう。
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