尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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月曜日に「はやぶさ」の帰還カプセルを見に呉の大和ミュージアムに行ったことは昨日の記事でお伝えしましたが、せっかく大和ミュージアムまで行ったのですから、となりの「てつのくじら館」に行かない手はありません。 それに入場無料だし。
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そういえば、いつぞやの仕分けでここの予算を削減するとかと言う話もあったような。 でもここの展示は充実していて面白いんですよね。 だから縮小なんてして欲しくない。 ここの展示のメインは海上自衛隊が行っている仕事で、特に成果をあげているものと言うことになるんでしょう。 それは何かというと、機雷の除去。 地雷の除去はテレビとかでよく取り上げられていますが、機雷の除去って言うのはあんまり聞きませんよね。 地雷は一般の人が普段の生活で被害にあうと言う話を聞きますが、機雷の場合は普段の生活で被害にあってるという話はまず聞きませんからね。 でも展示資料を見てみると、日本沿岸にも意外と機雷が漂着しているようです。 と言う話もしておいて、ここに来る人のほとんどはやっぱり潜水艦がお目当てでしょう。 うちの子もそれが楽しみなんです。 これは潜水艦のベッドです。 うちの子によると、「上が狭いのがいやだけど、意外と寝心地は悪くない」のだそうです。 これは艦内での食事を再現したものです。 よく映画とかで潜水艦の内部の照明がこの写真のように赤くなっていることがありますが、これは何かというと、実は夜なんです。 ずっと日の当たらない生活を強いられますので、1日のサイクルが分かるように昼間は普通の照明、夜になると赤い照明に切り替えるんだそうです。 でもその時刻のサイクルを日本時間に合わせているのか、それとも現地時間に合わせているのかが気になるところです。 ちなみにここ「てつのくじら館」では全て撮影OKです。 何かこっちの方が国家機密とかあって、撮影はダメとか言われそうな気もしますが、実際にはそんなことは全くありません。 で、ここで一番面白いのは本物の潜水艦の中に入れると言うことです。 ここでちょっと印象的なのは、潜水艦で一番えらいはずの艦長に用意されている「艦長室」も、スペースの都合なんでしょうが、こんなに狭いということです。 何かかわいそうな気もします。 宇宙戦艦ヤマトの艦長室なんて、一番眺めがいいところに広々とした部屋があるというのに。 実際潜水艦の中に入ってみると、ほんとに狭いですからね。 順路通り進まないと、すれ違うのも難しかったりします。 それで、ボクが楽しいのはこういう風に計器がいっぱい並んだところや、 潜水艦と言えば潜望鏡。 そして操縦席です。 フロントウインドーがないから前は見えませんね。 本当に操縦できるのか不安になります。 で、この日は雨が降っていたので、潜望鏡もちょっとよく見えなかったようなんです。 なので「潜水艦なのに濡れて見えなくなると言うのも変な話ですね」と係りの人に言ったら、本当はちゃんと水を取り除く装置が付いてるんだそうです。 そりゃそうだ。