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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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13日の記事で、ハッセルブラッドの50mmのレンズを紹介いたしました。
不具合箇所はシャッターの粘りです。
と言うことで修理に掛かります。
まずはレンズ先端の化粧リングを外しましょう。
が、
何かすいてませんか?
DSCF5766.jpg
この矢印で分かりますでしょうか。
化粧リングとその下のレンズを留めているリングネジとの間に隙間がありますよ。

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何かへんですね。
本来ならここはピッタリくっ付いているはずですが。

まぁいいでしょう。
とりあえずこの化粧リングをはずしてみましょう。

でも、
なんか、
固いです。

緩みませんよ。

DSCF5792.jpg
普通ならこういうゴムを載せて、ちょっと力を入れれば緩むはずですが。

DSCF5794.jpg
ぐっと力を入れて回そうとしてもびくともしません。
なんだこれ。

DSCF5793.jpg
板ゴムでやってもダメです。

じゃぁ、
DSCF5795.jpg
板ゴムをガムの入れ物に貼り付けて、
それで押さえつけて回そうとしてもやっぱりダメです。

じゃぁ奥の手です。
ガムの入れ物と化粧リングを両面テープでひっつけて、しばらく置いてなじんだところで回してみます。

DSCF5796.jpg
いやぁー。
回りません。
どうしましょうか。

最後の手段は化粧リングに小さい穴を2箇所開けて、カニ目外しで回すと言う手がありますが、そうすると化粧リングが傷物になります。

それでですね、どうやらこのレンズ、以前シャッターの粘りの修理をしようと思って、とある修理屋さんに送って見積もってもらったことが有るらしいのです。
その見積りが高かったので未修理で返却したらしいのですが、おそらくはその時にその修理屋さんが化粧リングを外して、付ける時にねじれた状態で無理やり締めたんじゃないでしょうか。
だから途中までしか入っていなくて、しかも外れないくらい固く締まっている。

多分そうですよ。

どうしましょうかねぇ。
どなたかうまいやり方をご存じないですかね。

ちょっと考えよう。

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