今朝もまた寒くなってましたが、やっぱり冬は寒くないとね。
でも北九州ほど寒くならなくていいですけど。
やっぱり日本海側は寒いんですね。
そういえば下関って山陰なんでしょうか山陽なんでしょうか。
ところで寒い時に車に乗ると、なかなかヒーターが効いてきませんね。
ですがうちのS60は、なかなかどころか30分以上走らないと効いてきません。
こりゃあサーモがいってますね。
と言うことで交換しましょう。
あけてみると、やはりこんな状態でした。
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==========================[3回]
サーモが壊れた時って言うのは、閉まりっぱなしになってヒートするか、開きっぱなしになってヒーターが効かないかのどっちかです。
今回はヒーターが効いてなかったので、開きっぱなしと言うことですね。
でもただ開きっぱなしと言うことは滅多に無く、破壊して閉じなくなっていることがほとんどです。
と思ってサーモを取り出してみると案の定。
上の写真のように破壊して動かなくなっていました。
S60のサーモはすぐに見えるところにありますので交換は簡単です。
ボンネットを開けて車の前側から見てエンジンの左手前です。
ですがこの車、トルクスを多用していますのでトルクス用の工具を用意しとかないといけません。
それともう一つ。
奥側の締結部分が、タイミングベルトカバーの陰になっているので、
このカバーも外してやった方が作業が楽です。
これもトルクス頭のボルトで留まっています。
ではそれらを外して、サーモを入れ替えましょう。
このエンジンのサーモハウジングにはガスケットがありません。
代わりににサーモの周囲にゴムパッキンが付いています。
ですので貼り付いたガスケットをはがしたりしなくていいので楽です。
で、本当は冷却水をついでに全部入れ替えたかったんですが、どうもこの車にはドレンが無いようで、水を抜くにはロアホースを外さないといけない様子。
その作業をするには車の下に潜らないといけないし、水が掛かることは間違いありません。
ですので今回はクーラントを足すだけにしときましょう。
それとサーモを入れるときはフランジ部の空気抜き穴が高い位置に来るように向きを決めた方がいいです。
そうすると流れてきた空気が抜けやすいですから。
でもこのエンジンの場合、サーモはほとんど水平に設置されますので、あまりシビアに考えなくてもいいかも知れませんね。
ではハウジングとカバーを組み直して、リザーバータンクにクーラントを入れます。
エンジンをかけてサーモが開くことを確認しましょう。
どうやって確認するかと言うと、アッパーホースが触れないくらい熱くなったら開いた証拠です。
そしてロアホースまで熱くなればもうOKでしょう。
後はいくらか走ってみて、冷却水が減っていたらリザーバータンクに足してやりましょう。
これでやっとうちのS60もヒーターが良く効くようになったはずです。
こういうことは寒くなる前にやっとけって感じですが、寒くならないと気付かないことでもあります。
ちなみに今回も部品は「Parts for Volvos online」から入れました。
£7.14。だいたい1000円切るぐらいですね。
社外品ではありますが、国内調達よりはるかに安いです。
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