明日は明日の風が吹く

フジと聞けば、フィルムと言う連想につながる方は多いと思いますが、その陰に隠れるように存在するフジのカメラというのが実は大変よく写ルンです。
ですので、例えばコンデジで何がいいかと聞かれたら、私はキャノンやニコンよりもフジをお勧めします。
って、カメラ屋がそんなことを言ってはいけないのかも知れませんが、コンデジでも富士はよく写ります。
「コンデジでも」と書いたのは、古くからフジには名機が存在していたからです。
私が使っているフジのカメラと言えば、今ブログ用に使っている｢ファインピックスZ3」と、「フジカ35-SE」といったところですが、これらのカメラもすごくよく写ります。
フジのカメラはなぜよく写るのでしょうか。
その理由はレンズがいいからなのです。

と言うことで今月8日の記事でM42のフジノン50mm,F1.4のことをご紹介いたしましたが、今回は撮影結果をご紹介します。

撮影機材はプラクチカ ノバIB + フジノン50mm,F1.4。
フィルムはフジのISO400です。

[2回]

しかしこのフィルム、机の周りに転がっていた切り現の残りらしきフィルムでした。
現像してみると、ちょっと変色してムラが出ていました。

こんな感じで。
なので今回の結果はレンズの真価が発揮されていないかもしれません。
一体いつから転がっていたんでしょうか。

それは置いといて、次。

今回はなるべくうんちくを少なくして、ゆっくり写真をご覧ください。
今回も少し大きめのファイルでアップしましたので、写真をクリックして拡大してご覧ください。
海岸の風景は1/500秒、F5.6位だったと思います。
プラクチカ ノバは1/500秒より早いシャッターが切れませんので、これ以上絞りを開けられません。






逆光でもいい感じです。
絞りが6枚羽根だと言う事がよく分かります。


最短撮影距離で絞り開放の1.4での撮影です。
どうも前ピンです。
これについては昨日の記事をご参照下さい。


こちらは室内での絞り開放での撮影です。
目にピントを合わせたつもりだったんですが、やっぱり前ピンですね。

いかがでしょうか。
と言うほどのもんでも有りませんが。

ノバのピント調整も出来ましたし、今度はまともなフィルムを入れてまた写してみましょう。
やっぱフィルムの味はいいですね。
変色するけど。