D5000でググルと、kakaku.comに掲載されているヘッドフォンのページがヒットします。
とはいえ、今回はヘッドフォンお話ではありません。
ニコンからデジタル一眼が新たに発売になります。
その機種名がD5000なのです。
ひと目でニコンとわかるデザインです。
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一眼レフの入門には良いカメラだと思います。
このカメラの最大の売りは、
ライブビューができてしかも液晶が自由に動かせると言うことですね。
値段はレンズセットで10万円前後でしょうか。
ニコンの入門機が欲しいと言う方にはお勧めできる一台です。
お問い合わせは下記へ
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せいのカメラ店
0848-44-4430
seino@bbbn.jp
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で、今回の話はそのライブビューに付いてなのですが、このライブビューって言うのは、撮像素子に入ってくる情報をリアルタイムで液晶に表示することですよね。
一見簡単なことのようですが、つい最近までのデジタル一眼レフにはライブビューは付いていませんでした。
なぜなら、一眼レフの撮像素子は、常にレンズを通した光が当たっているわけではないからです。
一眼レフのファインダーをのぞくとき、レンズを通した光はミラーで90度曲げられ、プリズムでまた曲げられてファインダーから目に届きます。
そして、シャッターを押した瞬間はミラーが持ち上げられ、光は真っ直ぐ撮像素子に向かって進みます。
こうした構造上、一眼レフの撮像素子は撮影の瞬間しか光が届いてこないのです。
この一眼レフでライブビューをしようと思うと、ミラーを上げてシャッターが開いた状態を維持しなければいけないわけです。
コンパクトデジカメの場合はミラーもプリズムも付いていませんのでもともとライブビュー状態ですね。
であれば、光学ファインダーを付ける必要がなくなってくるような気がしませんか?
もう一つ問題があります。一眼レフでは、ミラーに当たった光を使って露出やピントを合わせるように作られています。
ですからライブビューではピントや露出の機能をキャンセルされてしまうことになります。これまでのライブビュー対応カメラではこういう状態でしたが、今回紹介したD5000では、露出やピントの機構が二系統あって、ライブビューでも撮影可能となっています。
であれば、光学ファインダーを付ける必要がなくなってくるような気がしませんか?
レンズ交換ができない一眼レフタイプのデジタルカメラ、たとえばFinePix F100fsでは、光学ファインダーはなくなり、光学ファインダー部分も液晶ファインダーになっています。
レンズ交換可能な一眼レフでもPanasonicのLumix G1ではミラーと光学ファインダーを廃止して液晶ファインダーにしています。
Lumix G1は撮像素子が少し小さいですが、APS-Cサイズのデジタル一眼でも、ミラーレスにすればいいと、ずっと前から思ってるんですけどそういう機種は出てきませんね。
なぜでしょうか?
そうすれば、ミラーが無い分レンズ最後端を撮像素子に近づけることができますから、レンジファインダーカメラのような自由度が出てきますし、機構も単純になるので製造コストも抑えられる気もします。
今までのレンズシステムがつかえなくなると言うかもしれませんが、メーカー純正のアダプターを作ればいいわけですから問題ないでしょう。
Panasonicでこうした開発が進んで見えるのは、もしかしたらこれまで多くのレンズシステムを持っていなかったからなのかもしれませんね。
少し話は違いますが、レンジファインダーカメラを使っている方々には、Lumix G1が人気だそうです。つまりマウントアダプターを付けてMマウントやLマウントのレンズをデジカメで使えるわけですから。
※コシナからVMマイクロフォーサーズアダプターが発売されています。
そんなことを考えていると、今後のデジタルカメラの展開が楽しみになってきます。
さて、今後どうなっていくんでしょうか。
ただし、ここまでの話は、光学ファインダーを否定するものではなく、コンシューマー向けデジタル一眼について考えたものであることを付け加えておきます。
ニコンの新製品の話から始まったのに、パナソニックの新製品GH1が欲しくなってきた。
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