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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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所有する車に、オーディオやナビを付けたりホイルを換えたりと、自分好みに手を加えていくことは、皆さんよく行いますよね。
他とは違う個性を出そうとしたり、ドライビングがより楽しめるものにしたり。
カメラも同じです。
見てくれを格好良くしたり、写しやすくしたり、より綺麗に写るようにしたり、などなど。
えっ?! やりませんか?

ということで今回は、私が愛用しているシグマDP1に、リコー製レンズキャップLC-1を付けましょうという話です。
DSCF0503.JPG
ちょっとブラウジングしてみると、DP1にLC-1を付けている例は色々とあるようです。
結構おもしろそうなので、自分もやってみることにしました。

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拍手[3回]

リコーLC-1は
DSCF0516.JPG
こんな箱に入っています。
笑わせるのが、箱の左下の方に「1:1 scale」と書いてあるんですが、これって、箱のイラストが1:1ってことなんでしょうね。でもなんのため?
このレンズキャップは、沈胴式レンズの出てくる動きを利用して、いちいち外さなくてもいいレンズキャップなのです。

そもそもなんでこのキャップを付けてみようと思ったかというと。
DP1には自動開閉するレンズキャップが付いていません。一般的なコンデジにはスイッチのオンオフで自動で開いたり閉じたりするギロチン式の蓋がレンズの前に付いていますよね。
アレがあれば持ち歩くときレンズが守られるんですが、DP1にはそれがありません。

または、レンズの前に保護フィルターが初めから付いている機種もありますよね。ですがDP1にはこれもありません。

なので、DP1の純正オプションまたはサードパーティーのパーツでレンズの保護をしようとすると。
付属のレンズキャップを使うか、オプションのフードアダプターを付けてフィルターを付けるか、の、二種類の方法になって来ます。

しかし前者の場合、撮影の度にキャップを付けたり外したりは結構面倒ですし、キャップをなくす可能性もあります。
後者はと言うと。保護性能やカッコは良いのですが、沈胴するレンズ全体を覆う形になりますのでかなりかさばるのと、内臓フラッシュが思いっきり蹴られてしまうというナニコレ珍百景的な状態になってしまうのです。
SDIM0161.jpg
こんな感じで。
それによって外部ストロボが必要になって余計かさばります。
しかも外部ストロボをつけた場合はホワイトバランスがオートのままでは合いません。
なので、外部ストロボのオンオフにあわせてホワイトバランスもイチイチ切り替えなくてはなりません。

現状で自分の場合は、持ち運び時のレンズ保護というちょっとしたことのために、フードアダプターにフィルター付けて、サンパックのストロボPF20XD付けて、そうなると重たくなるのでおまけにゴツいハンドストラップも付けて、という、コンパクトカメラとは言えない状態になってしまっていました。
コンパクトカメラはコンパクトであることが必要と考える自分としては、かさばる状態をクリアしたかったのです。
それでLC-1を付けてみるかということになったわけです。

インターネットで情報を探してみると、DP1へLC-1を付けるやり方は概ね3通り。
1. 付属のレンズキャップを加工してLC-1と張り合わせて使う。
2. LC-1を直接DP1に貼り付ける。
3. フードアダプターを加工してLC-1と張り合わせる。
と、いった感じです。

1では、レンズキャップを加工するのは少しもったいないですが、簡単にできそうです。

2では、直接貼るのはやっぱり抵抗がありますが、貼り付けずに着脱可能な形で装着できれば、直接付けるのが一番いいです。

3では、フードアダプターを加工するのはもったいない。

ということでとりあえず、直接付けられるか検討してみました。
それが最初の写真。
DP1のキャップがはまる部分の直径が47.2mm。
LC-1の内径が
DSCF0502.JPG
46mm。
旋盤にでもかければいけそうな気もしますが。
カメラ側にはフードアダプター取り付け用の爪がありますので、そこの逃げまで考えるとちょっと加工は無理みたいです。
やっぱり直接付けるには貼り付けるしかなさそうですね。

では、レンズキャップを加工して付けましょう。

DP1に付属のレンズキャップに、スイッチオンでレンズが伸びても干渉しないようにでっかい穴を開けます。言ってみればほとんど枠だけにするわけです。

ドリルでいっぱい穴を開けて、ニッパーでちぎって、リューターで形を整えました。

次にLC-1の方ですが、なるべく薄くした方がかさばらないので、リコーのデジカメのために用意されている取り付け部分をバッサリ切りましょう。
DSCF0506.JPG
こんな感じで。

で、枠だけになったレンズキャップと薄くなったLC-1をエポキシで貼り合わせます。
DSCF0508.JPG
で、ここで失敗!
フタの表に接着剤が付いてしまったのでシンナーで拭き取ったら、うげー!
フタの表面が溶けてしまいました。
仕方がないのでカッティングシートを貼ってごまかします。

ということで、一応できました。
DP1に付けてみると
DSCF0510.JPG
こんな感じです。

これならあんまりかさばらないし、内臓ストロボの蹴られはほとんど無いでしょう。
スイッチオンすると
DSCF0511.JPG
こうなります。
なんだか「砂の惑星」のサンドワームみたいです。

あとはちょっとしたグリップがあるといいかな。
このカメラを持ち出すのがまた楽しくなりました。

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