尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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尾道市内の小学校は、間もなく卒業式です。 卒業と言えば、卒業アルバム。 当店でも何校かの卒業アルバムを作っております。 最近ではカラーの表紙が多いですが、中には布表紙を選ぶ学校もあります。 布表紙もなかなか趣があていい感じです。
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この卒業アルバムですが、製作日程には2種類あります。 ひとつは卒業式に渡せるように作る場合。 そしてもうひとつは卒業式の写真まで入れて、卒業後に渡す場合です。 どちらがいいとは言い切れませんが、卒業式に渡すすジュールでは期限を絶対に守らなければいけませんので、うちでもつい先日までバタバタとやっておりました。 でもそうやって出来上がったアルバムを見ると、ちゃんとできてよかったという気持ちと、これを受け取る卒業生がどう感じるんだろうかという気持ちが沸いてきて、ちょっと楽しくなります。 アルバムの構成はどの学校も同じような感じです。 クラスのみんなで撮った写真や、授業風景のページ。 そして行事の写真も色々入ってきます。 中でも一番ボリュームが大きくなるのは やっぱり修学旅行の写真ですね。 多分小学校生活の中で一番楽しかった行事でしょうから。 それから、学校によっては 文集を入れる場合も有ります。 私の小学校の卒業アルバムにも文集があったと思います。 何を書きましたかね。 文集があると、何年か後で読んだら楽しいですよね。 そしてアルバム以外にも、撮影データを渡したいと言う学校もあります。 卒業アルバムに載せられる写真はどうしても限りがありますので、先生方としてもせっかく撮った写真を子どもたちに見せてあげたいと思っているわけです。 ですのでうちでDVDを作ることもあります。 でもせっかく作るんですから、ただ焼いただけと言うのよりも、もらってうれしくなるようなパッケージングにしてあげたくなります。 あんまり凝ったものを作ってしまうとコストがかさんで予算に合わなくなりますので、なるべくシンプルに作らなければいけません。 言ってみれば、そこが腕の見せ所でしょうか。 ここの学校ではデータを入れたDVDと、何枚か写真をピックアップしてスライドショーにしてDVDプレーヤーで見れるようにしたものとの2枚組みです。 DVDのレーベル印刷と、ケースのパッケージも作ります。 先程も書きましたようにコストを抑えなければいけませんので、パッケージはインクジェットでなくレーザープリンターで出します。 ですのでそれでもカッコ悪くならないようにデザインしなければ面白くありません。 DVDのレーベルも、なるべく白の面積を多くしてインクコストを抑えるデザインにします。 文字だけにすればインクはかなり抑えられますが、それではカッコよくありませんし、うちのセンスが問われます。 書き込む内容からレーベル、ケースのパッケージングまで、一から十まで全部自分でやりますので、実はこんなのを作るのが一番面白かったりします。 とか言いながらこれも遅れ気味で、今日やっと納品できまして、何とか卒業式に間に合わせることが出来ました。 今年は日本中が大変な中での卒業式ですが、みんな夢に向かって大きく進んで欲しいと、アルバムを作るにつけ思っています。 チバリヨー。