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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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中古市場でも結構人気のあるオリンパスPENですが、古いだけに使ってみたいと思いながらも、なかなか手を出せずにいる方も多いかもしれません。
確かに整備されて販売されているものはそれなりの値段ですし、かといって安価なネットオークション物では動かなくて結局使えないという事にもなりかねません。
なので今回は、PEN EE-2を題材にして、レストア記事を書いてみようかと思います。
DSCF7284.jpg
これを参考にPENを復活させてぜひ使ってみて下さい。
まずは各部を見てみましょう。

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※Ver.1では今後更新されません。
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拍手[3回]

DSCF7283.jpg
全体の姿はこんな感じです。
この頃のデジカメと比べるとコンパクトとは言えなくなりましたが、フィルムカメラとしては十分コンパクトです。
それに金属製のクラシカルなボディがいい味出してます。

ところで何でこのPEN EE-2を選んだかと言いますと、
まずネットオークションで簡単に手に入ること。
そしてフィルム感度設定が400までありますので今でも実用的。
セレンを使ったプログラムEEですので、露出の知識がなくても誰でも写せる。
しかも電池が要らない。
そしてピントはパンフォーカスなのでピント調整しなくていい。
等の理由からです。
つまり誰でも簡単に使える楽しいカメラと言うことです。

では続いて
DSCF7286.jpg
カウンターはそれまでのPENとは違って自動復元式になっています。
つまり裏蓋を開けると「スタート」に戻ります。

DSCF7287.jpg
この個体はいろんな所がボツボツ錆びてきています。
サビの修復はちょっと面倒ですね。
一旦錆を落として塗装するのが一番簡単でしょうか。

DSCF7289.jpg
シャッターボタンの根元のリングも錆びています。
こういうところがキレイじゃないと、全体的にキレイじゃなく見えますので何とかしたいところですね。

DSCF7288.jpg
この時代のカメラの例に漏れず、モルトは朽ちています。
これは貼り替えましょう。
ついでに貼り革も貼り替えたり、金属部分も黒に塗装したりするのも面白いですね。
こういった部分はレストアならではです。

あと、目立った不具合はと言いますと、シャッターは切れているけど絞りが動いていません。
マニュアルにしても変化無しです。
そして、露出がアンダーの時、ファインダー内に出るはずの赤ベロガ出てきません。

でもシャッタースピードは変わっているような感じですので、露出計関係の不具合ではないと思います。
でもまぁ今回は、不具合の無いところも含めて色々解説してみようかと思います。

では今日はこの辺で。
続きをお楽しみに。

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◎ 無題

今日は、良い買い物をさせていただきありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

もう場所がわかりましたので、またふらっとお邪魔するかもしれません(笑)

やまちゃん 2011/03/30(Wednesday)17:43:08 Edit
◎ Re:無題

やまちゃん、
わざわざ向島まで来て頂きまして、ありがとうございます。
いつでも遊びに来てくださいね。

【2011/03/3021:13】
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