明日は明日の風が吹く

ペンタックスは一体どうなるんでしょうね。ホヤからリコーに売却されると言う話になっていますね。
しかし、このペンタックスから、面白い商品が出るんです。
それは何かといいますと、一眼レフに後付けで付けるGPSユニットなんです。
名前は、O-GPS1と言います。

それだけ聞くと、それがどうしたと言う感じですよね。
今時GPSなんて、コンデジにも付いていますし。
では何が面白いのか。

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このGPSユニットには本来のGPS機能を利用して面白い機能が追加されているんです。

その機能は3つあって、ひとつは「直線ナビ｣
「現在地から設定した目的地までの方位と距離を算出して、直線的なナビゲーションが可能です。」
というもの。

二つ目は、「電子コンパス｣
「撮影時の方向を、カメラの液晶モニター上に正確に方位表示できる”電子コンパス”機能を 備えています。」
というもの。

そして三つ目が私にとっては一番面白い、「アストロトレーサー｣
これは、「カメラ本体に内蔵した手ぶれ補正機構“SR（Shake Reduction）”と連動して簡易的な天体追尾撮影が行なえる」
というものなんです。

分かります?

星って言うのは見かけ上動いているじゃないですか。
ですから星の写真を撮ろうとすると、星の動きに合わせてカメラも動かしてやらないと、星が筋になって写ってしまうんです。
その動きに合わせる装置は天体望遠鏡などでも使われている赤道儀が一般的です。
ですが自動追尾が出来る赤道儀となると、結構高いんですよね。
私も欲しいなと思いながら、その値段のせいで二の足を踏んでいるのです。
が、このGPSユニットを使えば、簡易的に追尾してくれるんですよ。

どうやってやるかと言いますと、カメラに内蔵された手ブレ補正機能を使って追尾するんだそうです。
すばらしいじゃないですか。

普通の三脚に載せていても追尾してくれるんですよ。

すごいですねぇ。
面白いですねぇ。
欲しいですねぇ。

だがしかし、手ブレ補正機能ぐらいで本当に追尾できるのかと言う疑問はありますよね。
実はこの商品のサイトにはサンプルが掲載されています。


まずこちら、
アストロトレーサーなし。
300秒露光。
当然ですが星は流れて写っています。

これがアストロトレーサーを使うと、

なんと、星はピタッと止まって写ってますね。
すごい。

また別の写真を見て見ましょう。

普通の写真ではこのように、星が流れて、その代わり風景は止まって写ります。

しかし、アストロトレーサーを使うと、

風景は流れますが、星は止まって写るというわけです。
面白いですね。

これを使うと星の写真をいっぱい撮りたくなりますね。

ところでこのアストロトレーサーと言う機能ですが、今のところ対応しているカメラはK-5とK-rのみです。
となると安くなっているK-rとO-GPS1の組み合わせで使うといいかもしれませんね。

もしかして、間もなく発売されるQにも対応したりして。