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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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29日の記事でお伝えしたとおり、欠品していたミノルチナAL^sの裏蓋のロック部品がほぼ出来上がりましたので、今回はロック部分のカバーを作ってみましょう。
本来このカバーは03mmの鉄板で作られていますが、そう都合よく薄手の鉄板があるわけじゃなし、ホームセンターに行ってみても鉄板なんて売ってませんね。
売っているのは銅板かステンレス板かアルミ板です。
仕方が無いので、
DSCF8703.jpg
0.5mmのアルミ板で作ってみましょう。

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鉄より加工はしやすいですが、板厚が2倍近くになりますので、必然的に曲げRは大きくなります。
ですので多分野暮ったい仕上がりになるような予感です。
まぁ、そんなことは気にせず作ってみましょう。

まずは大体の大きさにアルミ板をカットして、寸法に合わせて曲げていきましょう。
DSCF8704.jpg
下手くそながら、リブもつけてみましょう。
アルミの薄板は、加工しやすい代わりに、変形もしやすいので、それを修正していると割れてしまうかもしれませんのでそこは注意して。

DSCF8705.jpg
長辺のフランジをまず整えて、カメラに当てて修正箇所をチェックしましょうか。
しかし穴が大きくズレてしまいましたね。
フリーハンドでやるからこうなるんです。

DSCF8706.jpg
雰囲気としてはなかなかいい感じですね。
裏蓋のロックピンに合わせてフランジの切り欠きも作りました。

DSCF8707.jpg
短辺のフランジも成形して、ロック部品の指掛かりのためのテーパーも作って、
全体的にエッジをもうちょっと立たせて、

DSCF8709.jpg
これでどうでしょう。
素人板金にしては意外とうまく行ってますね。

DSCF8710.jpg
閉じた状態がこちら。
ロック機構もうまく動いてますね。
ではロック部品の指掛かり部分を、じゃまにならず、丁度良くなるくらいに削りましょう。

DSCF8714.jpg
ちょっと見てくれは悪いですが、まぁまともに機能していますからいいでしょう。
ジャンクパーツの中からスプリングを探してみたのですが、使えるスプリングが1本しか見つからなかったので、ロックの動きが軽過ぎますね。
これでは不意に裏蓋が開いてしまうかもしれません。
しかしちょうどいい部品なんてなかなか無いですからねぇ。
ま、そのうち見つかるということにしときましょう。

最後の仕上げに貼り革を貼れば、
DSCF8716.jpg
うーん。
まぁ、ギリギリ合格か?
悦に入れるほどではないですか。

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