リコーのGXRというカメラをご存知でしょうか。
このカメラは特異なカメラで、レンズと撮像素子がセットになった、ユニットと呼ばれるものを交換できるようになっているカメラです。
つまりレンズに最適な撮像素子や処理エンジンを組み合わせてあるので、レンズの意図する画像を作りやすいカメラなのです。
一眼レフでは撮像素子は常に固定されていて、レンズのみ交換しますので、常に最良の組み合わせとなるわけではないことは想像がつきますよね。
そのウィークポイントを克服しようというカメラだと思います。
しかし今回は、そのコンセプトに逆行するようなユニットが出たのです。
つまりレンズ交換ができるユニットです。
==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2
※Ver.1では今後更新されません。
==========================[1回]
こういうユニットがあったらいいのになぁと、私も思っていたんですがコンセプトと逆行するし、ユニットでなく、カメラを作ればいい話だから、レンズ交換ユニットは発売されないだろうと思っていました。
しかし今回、ついに発売になるというニュースが出ました。
マウントはMマウントです。
カメラにユニットを装着するとこんな感じ。
うん、悪く無いですね。
エプソンのR-D1よりファインダーが無い分コンパクトです。
しかしやはり残念なのは撮像素子のサイズがAPS-Cサイズであることですね。
せっかくMマウントのレンズが使えるというのに、広角レンズが広角として使えないですよね。
35mmでも50mm程度になってしまいます。
例えば28mmの画角で撮影したい場合では、18mm程度のレンズが必要になってきます。
Mマウントで18mのレンズだと、かなり高価になってしまいますよね。
それでは面白くありませんからね。
これがフルサイズだったら超お勧めなのに。
逆に、APS-Cサイズにするなら、Mマウントにすることもない気もしますね。
ソニーのNEXで事足りると思います。
でもスタイリングは結構イケてると思いますので、持って歩くには楽しいカメラになりそうです。
この次のステップとして、フルサイズを出してくれないかなぁ。
でもこのユニットでも6万以上しますので、フルサイズになると10万超か?
いやもっとするか。
それでもライカM9よりは、はるかに安い。
あらたにMマウントフルサイズデジカメを作るよりも、やっぱり安いし。
ユニットでフルサイズを作るのはいい方法だと思うんですけどね。
そんなことを考えていると、やっぱりフィルムカメラが安上がりかな。
もしかしてペンタックスQシステムのユニットも出したりして。
PR