明日は明日の風が吹く

沖縄で、私が憧れるものの一つがエイサーです。
大きな太鼓を持って踊るさまはダイナミックでかっこいい。
各地青年会ごとに構成され、地域との密着感も強く、自分たちの祭りという感じが伝わってきます。
私はウチナンチュウではありませんので、参加したことはありませんが、妻が言うには、どんなに冴えない男でもエイサーを踊るとかっこ良く見えるんだそうです。
そして沖縄では、このエイサーの全県規模のイベントがあります。
それが「沖縄全島エイサーまつり」
私はこのイベントは知っていたものの、見に行ったことは今までありませんでした。
でも今回の沖縄への帰省の日程がちょうど開催日にあたりましたので、これを逃す手はないでしょう。

ということで、行って来ました全島エイサーまつり。

[1回]

エイサーとは何だと思う方もおられるでしょう。
ものすごく簡単に言うと、盆踊りみたいなものでしょうか。
ただし踊りのメインは男性で、太鼓と指笛の音が響きます。

全島エイサーの会場は沖縄市コザ運動公園。
とても人気のイベントですから、会場周辺は混雑が予想されます。
オフィシャルサイトには合計4ヶ所の駐車場が案内されていますが、会場に近い駐車場に行ったら多分ストレスがたまりそうな予感ですので、会場からは離れてしまいますが、シャトルバスでのピストン輸送のある駐車場に行きました。

時間はかかりますが、ストレスなく会場に入ることができました。ほとんど歩かなくてよかったし。

会場には各地の青年会がいたるところに集まって、準備やら何やらやっています。

これは女性の手踊り隊ですね。
男性メインのエイサーに華を添える重要な存在です。


男性の方は大太鼓や小太鼓を持って踊ります。
独特の大きなアクションのステップが見事です。


そしてエイサーで最も重要なのが、こちら、
チョンダラーです。
踊り手に声をかけたり、見ている人を盛り上げるために走りまわったりパフォーマンスをしたりという役回りです。
彼らがいることでエイサーがすごく盛り上がります。


彼らは陽気で、会場内で写真を撮っていると、こんな感じでこっそり後ろに回って笑わせてくれたりもします。


そして彼らは椰子の実を半分に割ったようなこんなものをかぶっています。


会場の傍らでは、参加団体の集合写真が撮られています。


会場の周囲にはお店もいっぱい出されていますし、同時開催のオリオンビアフェストもあって、かなりの人出です。


日が暮れてくると、会場の雰囲気もいい感じになって、更に人出も多くなってきました。
これ以上会場にいると、帰りの渋滞に巻き込まれそうですので、少し早めに会場をあとにしましょう。

このあと夜9時までイベントは続きます。