明日は明日の風が吹く

19日の記事で廃インク吸収体を取り出して洗浄まで行いました。
それからずっと干していましたのでもうすっかり乾きました。
ということで元通り組み直しました。
これで物理的には完了なのですが、このままではまだちゃんと直っていません。
プリンタの方でコマンド入力してログをリセットしないといけないんです。
ですので今回はその方法をご紹介しましょう。

コマンド入力は電源スイッチとリセットスイッチで行います。
スーパーファミコンのように。

[0回]

リセットのコマンドはネット上をちょっと探せば出ていますが、どうもその通りというわけでもないようです。

では実際にやってみましょう。
この2つのスイッチのうち、上側がリセットスイッチで、下のが電源スイッチです。
まずは電源が切れた状態から、

リセットスイッチを押した状態を維持したまま、


電源スイッチも押したままにします。
すると当然ですが電源が入ります。

そしたら、

リセットボタンだけ放します。

続いて、

リセットスイッチを、3回押します。
そしたら全部のスイッチから手を放します。
※リセットスイッチを押す回数が2回だという情報もありますが、うちの場合は3回でした。

これでメンテナンスモードに入りました。
メンテナンスモードに入ると、エラーがある場合、オレンジの点滅が数回点滅して緑が1回点滅する状態を繰り返します。
廃インクがいっぱいになった今回の場合はオレンジが8回点滅していました。
これは、PC画面上に廃インクがいっぱいになっているというアラートが表示された時と同じ状態です。
他のエラーの場合はまた異なった回数の点滅があると思います。

ではリセットです。
リセットボタンを数回押せばいいだけなんですが、その回数が、ネット上に書かれている情報ごとにバラバラなのです。
ちなみに、リセットボタンを押すと、

奇数回でランプは緑になり、


偶数回でオレンジになることを繰り返します。

私が最初に確認した情報では8回でしたが、これはダメでした。
仕方が無いので何回か押す回数を変えて試してみましたら、5回でリセットが出来ました。
この回数もやはり個体によって違うのかもしれません。

そして最後に電源ボタンを押して電源を切れば終了です。

この方法がすべての個体についてうまくいくとは言えませんが、お困りの方には参考になると思います。
是非とは言いませんがやってみる価値はあるかと思います。

ちなみに、廃インク吸収体を交換または洗浄しなくても、このコマンドだけでリセットは可能です。
でもそのうちインクがあふれてくると思いますが…