明日は明日の風が吹く

先日の土日で行われた、中国地区高等学校演劇発表会の撮影に行って来ました。
内容としては各高校の演劇の様子を撮影するのがメイン。
それと、会場内の様子なども押さえておくという感じです。
朝9時からだいたい19時頃までの約10時間を2日間撮影を行いました。

私は今まで高校生の演劇は見たことがなかったのですが、実は結構面白いものでした。

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今回の撮影は舞台で行われる劇の内容を撮影します。撮り方としては場内のあちこちに移動しながら撮影するという形です。
舞台上での役者の立ち位置やら、セットとの位置関係や動きのタイミングを考えながら、こまめに移動しながらの撮影です。



動きまわらずにどこか固定された席から撮影すれば、動きまわるしんどさは無く、いいシーンの取りこぼしも防げるのですが、やっぱり同じアングルの写真しかなかったら、写真を見ても面白みがなくなってしまいますよね。
ですから今回はしんどいとは思いましたが、ずっと場内を歩き続けて撮影を行いました。
おかげで10時間ずっと歩きっぱなしの2日間となってしまいました。

修学旅行の方が時間は永いですが、食事の時間や、バスでの移動時間はしっかり休めます。
が、今回はそんな休憩時間も殆どありません。
一つの上演が終わったら次の上演まで確かに休憩時間はありますが、その間は会場の様子やドンチョウの裏で行われている舞台の設営なども撮影します。
結果、休憩する時間はほとんど有りません。



愚痴はそのぐらいにして、
先にも書きましたが、高校生の演劇というのは今まで見たことがありませんでした。
まぁ、部活動でやってることだから一所懸命やってるもんなんだろうなぐらいにしか思っていませんでした。

ところがですね。
実際に見てみますと、これが実に面白いのです。
見ていると本当に引込まれてしまいます。
おかげでいいシーンでは撮影を忘れてしまいそうになります。



上演の様子の写真もここに載せたいところですが、今回の場合は大会本部から依頼された公的な大会の写真ですし、しかも被写体が子供たちですのでさすがに個人のブログに載せるわけにはいきませんね。

今回は自分で言うのもなんですが、とってもいい写真がいっぱい撮れました。
言ってみれば役者の演技や舞台の演出のお陰です。
そう思えるほどにいいものでした。

こんなに面白いものなら自分もやってみたいとさえ思いました。


すべての上演が終わった後に、表彰が行われましたが、私が見るかぎりでも今回の優勝校は飛び抜けて良かったと思います。

私の通った高校には多分演劇部はなかったような気はしますし、有ったとしてもその存在を気にしていなかったことは確かです。

しかし演劇って、面白いですねぇ。