うちで仕事に使っているカメラは、ソニーα900と、キヤノンEOS 5Dです。
どちらも35mmフルサイズですので、とても使い勝手がいいです。
しかしEOS 5Dは、MarkIIではなく、初期型です。
発売は2005年。
発売から間もなく買ったと思いますので、かれこれ6年以上使っていることになるでしょうか。
しかしながら使っていて特に不都合もありませんので引き続き使っています。
ところで今回、そのEOS 5Dに、MarkIIIが出たんです。
うちの5Dと比べても仕方が無いのですが、現行のMarkIIからの進化は気になるところです。
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外見をぱっと見ると同じように見えますが、実は違っています。
多分現物を見ると一目瞭然なのでしょうが、ペンタ部がデカくなっているようです。
これは何でかと言いますと、ペンタプリズムが大きくなってるんだそうです。
そのおかげで視野率はほぼ100%なんだとか。
それはなかなかいいですね。
ちなみに初期型5Dは96%。
ほかの外観上の変更点は、背面液晶が3インチから3.2インチになっています。
ですから後ろから見るとMarkIIより小さくなったように見えてしまいます。
でも実際には幅は全く同じ。
高さが3mm程大きくなっていますね。
性能的にはどうでしょうか。
簡単に比較すると、画素数が少し大きくなって、処理エンジンが新しくなっています。
そして連続撮影が秒間3.9コマから6コマに大幅に上がっていますね。
測距点に至っては、9点から61点に、ISO感度も最高6400から25600に上がっています。
たとえ粒子が荒れてしまったとしても暗い所で手持ちで撮らなければいけない時には重宝する機能ですね。
あと、重量が905gから950gに増えています。
ペンタプリズムがデカくなったせい?
しかしこの時期に出してくるのは、やはりニコンD800に対抗するためでしょうか。
画素数で比べるとニコンの方が上ですが、果たしてこの2台、どっちがいい写真が撮れるんでしょうね。
ところで今回のMarkIIIの性能は、初期型5Dから比べると、全てにおいてはるかに高性能になっています。
これはそろそろ仕事用のカメラの買い替え時期ということなのか。
とは言えこのMarkIII、クリエイティブフォトとか言う、コンデジにあるような妙なエフェクト機能があったり、画像処理すれば簡単にできる多重露光モードがあったり、なんか余分な機能が入っている気もします。
でもきっとカタログのは表せないような基本性能は大きく向上しているんでしょうね。
こうした機能向上の中で、私が面白いなと思ったのは、各交換レンズごとに周辺光量、周辺にじみ、色収差などを補正する事ができることです。
レンズの悪い癖をカメラが直してくれるのは、仕事で使う場合に非常にありがたい機能です。
でもこの機能ってもしかして、今後妙に発展すると、例えば「テッサー風」とか、「ウルトロン風」とか、「ズミクロン風」とかいう機能も出来ると面白いかもしれませんね。
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