明日は明日の風が吹く

後継機が出るというアナウンスがあったものの、毎日機嫌よく使っていますLUMIX GF3ですが、ストラップの滑り止めを考えなければいけません。
2月29日の記事でコニカの一眼レフのレンズのケースのストラップを流用した話をしましたが、このストラップ、実はよく滑るんです。
肩に掛けていると、すぐにスルッと落ちてしまうんですね。
ですのですべり止めをつけなければいけません。

とは言っても、肩掛けと、斜め掛けの2wayで使おうと思っていますので、かなり工夫が要りますね。

[2回]

よくある滑り止めは、ゴムなどで整形されて、中にストラップを通すようになっているもの。
滑り止めという意味ではとてもいいのですが、長さ調整するにはとっても不便です。
バックル部分が通りませんよね。

ではどうしましょうか。
ひとつ考えたのは、車のダッシュボードとかに置いて使うシリコン製の滑り止めシートをストラップに幅で切って、それをストラップに、何かの方法で貼り付けるというもの。
最初は縫いつけてみようかとも思ったのですが、うまくいかず、両面テープもだけで、仕方が無いので間に合わせでホッチキスで留めました。

しかしこのシリコンシートも少々厚みがありますので、結局のところバックル部分を通過できません。
それに張り付け方法が問題です。
スーパーXなどの多用途接着剤でつけるのがいいかもと思ってみたんですが、結局うまくつかないんですよね。

と、そこで思いついたのが、接着剤自体をすべり止めにしてみるという方法です。
肩に接着するんじゃないですよ。


この矢印部分に、スーパーXなどを塗ってやれば、もしかして、薄くても充分な滑り止めになるのかも。

で、用意したのがコチラ。

カメラ修理で良く使っているセメダインスーパーX2の使いかけのものと、
同じくセメダインのシューズドクターという靴底補修材。

ではいらないストラップで試してみましょう。

こちらがスーパーX2を塗ったもの、


そしてこちらがシューズドクターを塗ったものです。

どちらも完全に硬化するまで24時間ほど置いときました。
その結果はといいますと、
やはりシューズドクターの方は少し固いですね。
でもその分耐久性は高いかもしれません。

スーパーX2の方はしなやかでいい感じです。
どちらもすべり止め効果はあるようですが、スーパーX2の方がより効果は高そうです。

と言うことで、スーパーX2を滑り止め剤として使ってみましょう。

ストラップにマスキングして、空気が入らないように気をつけながら、そして均一になるように塗っていきましょう。
そしたら平らな所に置いて24時間放置です。


で、できたのがこちら。
使ってみると、ちゃんと滑り止めになっていますね。
なかなかいい感じです。


斜め掛け用にストラップを伸ばすと滑り止め部分はこのように端の方に行ってしまいますが、変に目立つこともありませんね。

とりあえずは成功ということですね。
あとは使ってみてですね。

しかしこの方法、他にも応用できそうです。