忍者ブログ

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

5月21日は金環日食がありますが、その日食を撮りたいなぁと思っている方も少なくないでしょう。
でも日食を撮るとなると色々と揃えないといけないものもあるし、手持ちのコンデジでは難しいと思って諦めている方もおられるでしょう。
そこで今回は、コンパクトデジカメで日食を撮れる可能性について考えてみます。
手法は昨日の一眼レフと同じ。
ただ、フィルターとか無いので、レンズ前面に直接フィルムを貼り付けましょう。
P1020076.jpg
まずは矢印のあたりに両面テープを貼って、

==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2

※Ver.1では今後更新されません。
==========================

拍手[0回]

かぶったフィルムを適当な大きさに切って貼り付けます。
P1020081.jpg
今回使ってみたのはリコーR5
カメラで撮影する場合、直接太陽を見るわけではありませんので、日食グラスなどの必要はありません。
光を弱めることができればOKです。
カンカン照りの太陽だと、2枚重ねた方がいいようです。

そしたらカメラの方の設定をします。
P1020082.jpg
メニュー画面などで、ピントを無限に固定します。

P1020086.jpg
そしてISO感度は最も低くなるように設定。
このカメラの場合ISO64でした。

そして矢印のように、露出補正をいっぱいマイナスにして、
ズームをいっぱい伸ばして太陽を撮ってみましょう。

R0014318.jpg
このカメラの場合、望遠端で35mm換算200mmです。

うーん、やはりオート専用機では露出補正をいっぱいマイナスにしてもオーバーになってしまいますか。
実際に太陽が欠けた状態を撮ってみないと分かりませんが、ちゃんと写るのかどうなのか…

ではマニュアル撮影が可能なコンデジでやってみましょう。
P1020085.jpg
試してみたのはFinePix F710
これも同じようにレンズの前にかぶったフィルムを貼り付けます。

P1020087.jpg
モードダイヤルをマニュアルに設定して、

P1020089.jpg
ISO感度は最低値の200に。
そしてピントはマニュアルフォーカスにして無限に設定します。
シャッタースピードと絞りは、1/500秒とF5.6ぐらいがちょうどいい感じです。
そしてズームをいっぱいに伸ばして撮影。

DSCF1062.jpg
望遠端で、35mm換算130mmですので、大きく写すことは出来ませんが、なんとか写りました。
これなら欠けていく太陽も小さいながら確認できると思います。

拡大してみるとこんな感じ。
DSCF1062-2.jpg
うん、いけそう。

オート専用機ではちょっと難しいかもしれませんが、マニュアル撮影可能な機種でしたらなんとか撮影できると思います。
これについても2009年の皆既日食の時に同様のテストを行なっていますのでそちらも参考にして下さい。

皆さんもぜひコンデジでトライしてみてください。

PR

 
◎ Post your Comment
Name
Title
E-mail  ※アドレスは公開されません
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
◎ カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
◎ Facebook
◎ せいのカメラ店HP
◎ ブログ内検索
◎ 最新CM
[05/29 ストウ]
[05/09 alubauten]
[05/07 alubauten]
[05/06 alubauten]
[03/23 ha-hi]
◎ プロフィール
HN:
清野浩也
性別:
男性
自己紹介:
せいのカメラ店
◎ ハルサーエイカー
ハルサーエイカー
◎ 琉神マブヤー

Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]