尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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金環食まであと3日。 皆さん撮影準備はいかがでしょうか。 一昨日の記事で、一眼レフの遮光方法をご紹介いたしましたが、他の手段でいいのがないかと思ってちょっとだけ比較してみました。 例えばこんなの、 なんかいけそうじゃないですか?
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これは何かと言いますと、溶接用の面につける遮光ガラスです。 とりあえずホームセンターで売っているものの中から一番濃い13番というのをチョイスしてみました。 室内でのぞいてみると、うっすらと蛍光灯が見える程度。 これなら撮影にちょうどいいかもしれません。 では前回と同様、カメラに貼り付けて、 試写してみましょうか。 その結果がこちら。 一応使えます。 でもやっぱりちょっとにじむ感じでしょうか。 と言うより、これを使うと無限遠が一致しません。 レンズの距離指標の無限より少し手前でピントが合う感じです。 やっぱガラスが厚いからでしょうか。 かぶった白黒フィルムよりシャープになるかと期待したんですがそうでもないようですね。 ピントがあってないだけかなぁ? ではもう一つ。 白黒フィルムではなく、カラーフィルムのかぶったところでやってみましょう。 矢印のようなところを使えばいいと思います。 ではこれも同じようにカメラに貼り付けて試写してみましょう。 今回は白黒と同様、2枚重ねてみました。 結果はこんな感じ。 まぁこれも使えなく無いですね。 ただ白黒フィルムよりも、もう少しにじんでしまうよな感じです。 と言うことで今までの感じでは、かぶった白黒フィルムを使うのが一番いいみたいですね。 一応何とか黒点も確認できましたし。 もっと長い望遠で撮れば、もっとキレイに写るのではないかと予想しますが、うちにあるものではここまでですね。 何とかして日食の撮影をしたいと思っている皆さんに、この情報が役に立てばと思います。 皆さんが楽しく撮影できるといいですね。 あ、でも、これらの方法(現像済みのかぶった白黒フィルム以外)で、直接太陽を見るのは危険ですよ。
この日、沖縄では見事な金環日食が見られました。金環帯は本島全域でした。今朝のTV海外ビデオで、木漏れ日越しの白壁への投影像が金環を捉える映像を紹介していました。これはピンホール効果によるものでしょうか?ならば、<投影像を撮影する裏技>があるのかも!
勢理客館長さん、コメント有難うございます。 87年の金環食の時は私も沖縄に住んでおりましたが、実験で遅くなったせいか、それとも飲みの深酒のせいか、爆睡しており、気が付いた時には普通の太陽でした。 木漏れ日やピンホールにより投影像の撮影も楽しいと思います。 2009年の皆既日食の時はそういった撮影もしてみました。 でも沖縄の天気はちょっとヤバそうですね。