明日は明日の風が吹く

この頃は、インターネット接続環境というのは色々とありますよね。
10年以上前では通常の電話回線にモデムをつないで行なっていました。
だからプロバイダーまでの電話料金がかかっていた。
つまり使えば使うほどお金がかかっていたわけです。
今で言うと携帯電話の割引前のパケット料のようなものでしょうか。
その後ISDNができて定額制になり、やっと通信料を気にせずにインターネットが出来るようになりました。
それからは当然ですが通信速度向上の方向に向かっていきましたね。
一方携帯端末でのインターネットも行われるようになりました。
こちらも初期の頃は定額制がなく、使った分だけ料金がかかっていました。
その後定額制はできたものの、その料金体系は複雑で、しかも通信速度は遅い上にPCで接続すると定額制になりません。

そこでこんなのも、

[3回]

ところで携帯電話でのインターネット接続ですが、定額制にしたとしても毎月4～5千円の定額料が掛かりますよね。
家でのインターネットは必要ないという場合であればそれひとつでいいのでしょうが、家でもPCでインターネットという場合は、ADSLや光回線を用意することになります。
そしたらそっちにも毎月5千円程度掛かりますよね。
使う端末が違うことで、接続料がその分かさんでしまう。
これはなんとももったいなく感じてしまうんです。

そこで最近一般的になりつつあるWiMaxを使うとどうだろうかと考えました。
これなら端末の種類を選ばず、何で接続しても定額だし、携帯電話を使った通信よりもはるかに速い。
そうなると、携帯電話回線でのインターネット接続はほとんど必要なくなるし、家でのインターネットもこれで代用できそうです。

しかしいきなり導入というのも不安ですよね。
と言うことで仕事で知り合った友人が使っていることを思い出して使い心地を聞いてみると、15日間の無料レンタルがあることを教えてくれました。

使い心地がどんなもんか、自分で試せるというわけです。

で、申し込みをして届いたのが最初の写真。
「Try WiMAM」というシステムらしい。

箱を開けると、

本体と、充電用のACアダプタとUSBケーブル。
そして電池と取説が入っていました。

では早速本体に電池を取り付けて、

ちょっと使ってみましょうか。


スイッチを入れるといろいろ表示されますが、
一番左が電池残量。
充電中は赤ですが、完了すると緑になります。
そして電池が減ってくるとオレンジ、そして赤に変わります。

その右の表示は無線LANの動作状況。

その右に一つあいてWiMAXの電波状況。
強感度で緑、中感度でオレンジ、弱で赤になります。
向島では概ねオレンジでしょうか。
ちなみにうちの店の奥の方に行くと赤になります。

ではネットブックでつないでみましょう。

デフォルトでの接続キーを入力すれば、普通の無線LANと同様に簡単につながります。

そして本体の設定変更はブラウザーソフトで行います。

接続キーやセキュイティの種類、IPアドレスの変更もできますね。

で、とりあえず使ってみた感じですが、
さすがに電波が弱い時には速度は出ませんが、
オレンジになればADSL並に使える感じですね。
これなら家のインターネットもこれに統合してもいいかもしれません。

ただ上りがちょっと遅いので、データのアップロード等には時間がかかりそうです。
外出先で撮影データーをサーバーに保存するときなどはちょっと面白くないかも。
ただ、携帯電話でやるよりはよっぽど速いですけどね。

本格導入してみようかなぁ。