尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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梅雨はまだ開けそうにありませんが、いよいよ夏になって来ました。 尾道では夏になると色々と夏祭りが行われます。 なかでも住吉花火大会は有名ですね。 でも私としては、これが一番好きかもしれません。 祇園祭、三体廻し。
[2回]
連日梅雨の雨が続いて、この日もずっと曇っていましたので、天気はもつかなと思っていたんですがどうにか雨も降らず、今年も予定通り行われました。 これまで撮影にはフルサイズのデジイチを使っていました。 そうすると、どうしてもズームを使いたくなります。 しかしズームレンズはそれほど明るく有りませんので、フラッシュを使うことになってしまうんですね。 そうすると、なんとも平べったい写真になってしまいがちです。 そこで今年はちょっと方法を変えて、明るい単焦点レンズで行ってみることにしました。 と、なれば使うカメラはいつものやつです。 パナソニック LUMIX GF3 + 20mm F1.7。 しかしF1.7とは言え、夜ですので早いシャッターが切れるわけではありません。 そうなると当然被写体はブレてしまいますね。 で、あれば、いっそのことブレを活かして流し撮りなどいかがでしょうかというのが今回の話。 最もスピードが出るのが最初に行うタイムトライアル。 このタイムトライアルという名前、はなにか別のものに変えた方がいいと思うんですが… それは置いといて、 神輿の動きに合わせて流し撮りしてみました。 こちらはその後の抜きにかかる競技です。 神輿も水平に動くわけではありませんので、流し撮りでもブレてしまいますね。 先の2枚はX2デジタルズームを使っています。 さすがに40mmの画角では、最初の写真のようになりますので、もう少し迫力は欲しいところ。 そして競技が終わって、幟に神輿をつけた状態で廻します。 と、同時に周りから水を掛けます。 この水がうまく写らないかなといつも思うんですが、なかなかうまく行きません。 この写真は流し撮りしなかったのですが、やっぱりちょっとブレていますね。 それから、例によって優勝した巴は海に神輿をつけて浄めます。 この写真は、あとから上下をボカしてミニチュア風にしたつもりなんですが、上の方がほぼ真っ暗なのであまり効果が無いようでもあります。 今回試してみた流し撮りもなかなか楽しいですね。 そしてこういう時の特異な撮影方法もあります。 というのがこれ、 他の人のフラッシュに同調しています。 題して「人のふんどしで相撲をとる作戦」 フラッシュの発光によってシャープな画像を得ています。 しかもカメラとは別の位置から発光していますので、平べったい感じにならずに済みます。 シャッタースピードが遅めなので、こういうことも起こりやすいですね。 三体神輿の撮影は楽しいですね。