今回はつぶやき程度の内容なので、適当に流しておいて下さい。
デジタルカメラが台頭してきたことで、フィルムカメラ時代には大きく関わっていなかった家電メーカーも、デジカメのメーカーとして一般的になって参りました。
デジカメからカメラを使い始めた方々には、そんな境界線はないのでしょうが、フィルム時代からカメラを使っている私としては、ほんの少し微妙な気持ちがあるのです。
だからついつい、いたずら半分に、こんなこともしてしまったりするわけです。
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==========================[5回]
カメラ屋の私がこんなことを言ってしまっては良くないのでしょうが、私の頭の中にあるカメラメーカーといえば、キヤノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、リコーなど。
しかし現状としては、ソニー、パナソニック、カシオなどの家電メーカーというイメージのメーカーもデジカメを造っているわけです。
これらのくくり間にはやはり、カメラ屋と電気屋という違いを感じてしまうわけです。
そのせいで、ソニーの一眼レフに、「SONY」と書かれているとなんかカメラっぽく感じないし、パナソニックのノンレフに「Panasonic」と書かれていると、やっぱりカメラらしくなく感じてしまうんです。
ソニーはミノルタの技術を継承していますので、カメラの技術は申し分ないと思います。
が、できることなら「ミノルタ」のブランド名を使ってくれないものだろうかと思ってしまうわけです。
まぁ、そこにはコニカミノルタという会社がありますので難しいのかもしれませんけどね。
私としても、ミノルタの技術があるからこそ、ソニーのα900を使っているわけです。
そしてパナソニックについても、ライカと技術協力をしていることもあるのでしょうが、大変いいカメラができています。
私もLUMIX GF3と20mm,F1.7を愛用しておりますが、大変良く写る素晴らしいカメラです。
にも関わらず、おでこにPanasonicと書いてあるのが、どうも心地よくないんですね。
かと言って技術協力をしているライカにはライカブランドでパナソニックのOEMがありますので、パナソニックから発売されているものまでライカブランドを名乗るというのも良くない話。
そんなフラストレーションにも似た感覚が、どうにか払拭できないものかと思って、
先に出たα900のおでこに「minolta」と、テプラで貼り付けたのと同じようなことを、GF3でもやってしまいたいという衝動に駆られたのでした。
しかしここで考えたのは、どんなブランドならしっくり来るのかということ。
ライカではなんかそのままという感じで面白くないし、かと言って国内メーカーではそれこそ意味が無い。
いい方法としては、今は使われていないブランドにするか、それとも現存していても、デジカメを出していないブランドにするか。
そう考えて思いついたのが「CONTAX」。
しかし、カメラの雰囲気から言うとちょっと違うか。
で、次に思いついたのが「Voigtlander」。
うん、コレはいいかもしれませんね。
うちの子の愛機、Vitomaticなどのコンパクトな高級機からデジタルへの移行というふうに考えるとしっくりきそうです。
しかし、Vitoシリーズはレンズ交換ができませんね。
ではやっぱりBESSAですかね。
と思って、テプラでラベルを作って貼ってみました。
するとどうでしょう。
パナソニックさんには大変申し訳有りませんが、これがなんか知らないけどしっくり来るんです。
GF3が電気製品からカメラになったような感じがします。
テプラで貼っただけなのに、なんでしょうかこの感覚は。
やはり家電メーカーのブランド名は、その方面で名が通っているだけに、カメラのブランド名としては若干の違和感が出てくるのかもしれません。
ここで私は家電メーカーさんにお願いしたい。
出来ればカメラ専用のブランド名を作ってくれないだろうか。
実際に、名前のせいで購入の選択肢から外れることは、うちで販売していてもよくあるケースなのです。
せっかくの良いカメラがもったいないと思うからこその考えなのですが。
そう言えば、「CONTAX」ブランドは、今、どういう状態なんでしょうね。
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