忍者ブログ

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

いろいろなものを分解していると、どうやって外すんだろうかと考えてしまうこともよくあります。
しかも留めているネジが裏から締めてあったりすると、頭のなかに疑問符が増殖してきます。
昨日の記事では、ライカIIIaのファンダーの修理のためにカバーを外したところまでお伝えしましたが、今回はその続き。
あらわになったファインダーユニットを外そうと思っているのですが、???
疑問符が増殖して来ました。
ファインダーユニットを留めているネジは、全てボディーの中から締めてありますね。
じゃぁ、ボディーもバラさないといけないってことですか?

仕方がない。
ではまずレンズマウントを外しましょうか。

==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2

※Ver.1では今後更新されません。
==========================

拍手[3回]

レンズマウントを外すには、矢印の4本のマイナスネジを外します。
しかしこのカメラの場合、ボディーに直に締結してあるわけでなく、裏にプレートが当ててあって、それに締結してあります。
ですのでネジを外せばこのようなプレートが、マウント内部に落ちてくるわけです。

それともうひとつ、レンズマウントにはピント調整用にシムが入っています。
これは微妙なものですので、傷つけないように気をつけて外しましょう。


では次にシャッタースピードのスロー側の調整ダイヤルを外します。
ダイヤル側面に矢印のようにイモネジが1本入っていますので、これを緩めたあとで、ダイヤルを回して外します。


そこまで外れたら、いよいよボディーのカバーを外すのですが、色々な所で留めてあります。
カメラ前面、向かってマウントの左下にマイナスネジが1本。
そして、軍艦部カバー下側の周囲に何本もマイナスネジが留まっていますので、これらも全て外します。


マウント右側には、2本のマイナスネジがあって、これも裏から黄矢印のプレートを当てて締結してあります。
組む時はこのプレートの向きに注意しましょう。


これでやっと、ボディーのカバーが外れます。
下側にスライドさせて外しましょう。
この時、フィルム圧板も、カバーと一緒に外れてきますが、この圧板は板バネで押さえているだけで、どこにも締結されていませんので、カバーを外すことでバラっとさばけることも有りますので注意して下さい。

またこの圧板には上下の向きがあります。テーパーのある方が下です。

ここまでバラして、やっとファインダーを締結しているネジにアクセスできそうですね。
しかしここでまたしても時間となりました。

続きはまたまた今度。

PR

 
◎ Post your Comment
Name
Title
E-mail  ※アドレスは公開されません
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
◎ カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
◎ Facebook
◎ せいのカメラ店HP
◎ ブログ内検索
◎ 最新CM
[05/29 ストウ]
[05/09 alubauten]
[05/07 alubauten]
[05/06 alubauten]
[03/23 ha-hi]
◎ プロフィール
HN:
清野浩也
性別:
男性
自己紹介:
せいのカメラ店
◎ ハルサーエイカー
ハルサーエイカー
◎ 琉神マブヤー

Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]