明日は明日の風が吹く

マイクロフォーサーズでピンホール撮影したら、面白いんじゃないかと思って前回の記事で作り方をお伝えしました。
今回はそれを使って撮影してみましょう、という話。
一眼レフよりフランジバックがはるかに短いですから、もしかすると広角で撮影ができるのかも。
と思って撮影したのがこちら。

あれ？
なんだこれ…

[5回]

予想していたよりはるかにピンが甘いですね。
これはどうしたことでしょうね。
やっぱ穴がちょっと大きかったですかね。


他の方に向けた所で結果は同じですね。

こうなった原因は2通り考えられます。
一つは、開けたピンホールが大きすぎた。
もう一つは、35mmフルサイズに比べてマイクロフォーサーズの撮像面のサイズは1/4。
ですので、同じ大きさのピンホールでもマイクロフォーサーズで使うと面積比で4倍になってしまうため。

うーん、やっぱこの企画ははじめから無理が有ったのか。

被写界深度が驚異的なのはいいのですけどね。

しかも、フランジバックが短くなることで広角になると思っていたんですがそれも予想が外れました。
撮像面が小さいのだからそりゃそうですよ。
焦点距離は実質2倍になるんですから。

では試しに、35mmフルサイズでも使っていた、ケンコーのピンホールレンズを使って撮影してみましょうか。

見ると、やっぱりこっちのほうが穴が小さいですね。


で、そのピンホールレンズで撮ったのがこちら。

うん、自作物よりはピンが来てますね。
やっぱり穴が大き過ぎましたか。

では、もっともっともっと小さい穴にしないといけませんね。
そんな穴、どうやって開けましょうか。
それに、そんなに小さくすると、露光時間もかなり長くなってしまいますね。
うーん。
なんか面白く無い。